近頃のイケシリは話題が盛り沢山過ぎて(笑)、書きたいことは山程ある…のですが、今回は夏頃から密かに目論んでいたある企画がとうとう形になりましたので、お披露目させて頂こうと思います(*^^*)

それは何かといいますと…何と！

光栄過ぎることに、この度初めて、ワタクシめの文に素敵絵描きさんのsioさんの美麗イラストを賜って、同時公開出来ることになったのです！

コラボSS、幸せ過ぎる…(*≧∀≦*)♡


お話は、萌えを自家補給すべく、久しぶりに夜曲ローガン様のお話です(//∇//)


挿し絵を楽しみに…よろしくお付き合い下さいませ(//∇//)





～・～・～・～・～・～

“甘く疼くキズアト”





「エリーゼ、おいで」

ある日の夕食後―…私はバルコニーに出てフェレットのエリーゼにご飯をあげていた。

一緒に夕食を摂った後、普段は書斎に戻ってもうひと仕事なさるローガン様も、今日は仕事の区切りがついているということで、珍しく少し離れたところに掛けてその様子を眺めていらっしゃる。

エリーゼのご飯は、いつもシェフにお願いして、味付けする前の肉や魚を少し分けてもらっている。すっかり私に慣れてくれたエリーゼは、私の手のひらからでも食べてくれるので、その様子が可愛くて、時々手から直接食べさせたりしていた。

今日は久々にエリーゼの大好きな魚だったので、いつも以上の勢いで食べはじめる。

「エリーゼ、美味しい？」

私が話し掛けると、エリーゼは一瞬“うん”とでもいうように顔を上げるので、それがまた可愛くて、私はエサをひと掴み…手に乗せてエリーゼに近づけた。エリーゼはまた一心不乱に食べ始めたのだけど…

「…っ、痛…！」

無我夢中で食べるあまり、エリーゼの歯が私の指先を掠め、初めてのことで驚いた私は、つい大袈裟に声を発してしまった。エリーゼはピクリと動きを止め、申し訳なさそうに私の腕に頬をすりつける。

「あ…エリーゼ、ごめんね。大したことないから大丈夫だよ…」

私が反対の手でエリーゼを撫でようとした時―…急に手元が翳り、上から低く澄んだ声が降ってきた。

「大丈夫ではないだろう、見せてみろ」

見上げると、いつの間にか目の前に立っていたローガン様が、僅かに眉間にシワを寄せている。

「いえ…驚いてつい声を出してしまいましたが、本当に大したこと…っ」

言い終わらないうちに、ローガン様はすっと私の両脇に手を差し入れて立ち上がらせると、有無を言わさずバルコニーから続く私室へと連れていく。

「執事に薬箱を持って来させる。君は、ソファに掛けて少し待て」

ローガン様はそう言いながら部屋を出ていくと、程なくして薬箱を手に戻ってきた。

「…傷を見せてみろ」

「え…？…っ…ローガン様に手当てして頂くなんて…」

隣に腰掛けて薬箱を開いたローガン様は、消毒液の瓶が空になっていることに気がつくと、無言のまま私の右手を取り―…傷口に唇を寄せて、舌先でそっとキズを舐めた。

「…っ」

一連の動作があまりにも自然で、止めることも出来ずにされるがままになっていたけれど、ふと我に返り…急に恥ずかしさが込み上げてくる。既に私の指先は、ローガン様の口に含まれ、その中でまるで愛撫するように優しく舐められている。

「…あ、あの…っ、ローガン様…」

私が堪らずに声を上げると、微かな水音を響かせながら…ローガン様の唇が離れた。指先に、バルコニーから吹き込む風が当たり、その温度差で先程までローガン様に触れられていた事実を生々しく実感してしまう。

「生憎、アルコールが切れていたので、代わりに消毒したのだが…どうかしたのか？」

ローガン様は、嗜虐的な笑みを浮かべながら、私を眺める。

「…っ、な…何でもありません…！」

そう答えつつも、自分で分かるほど頬が熱を持っている。

「このように噛み付くとは…エリーゼも随分、飼い主に似てきたのではないか？」

「…！！」

（…っ、…忘れてた…！）

ローガン様がからかうように告げたのは、私がローガン様に二度目に出会った際に、ローガン様の手に噛み付いて逃げたことを揶揄しているのだ。

「…あの時は、本当にすいませんでした…！」

今考えても…我ながら本当にとんでもないことをしたと、冷や汗が出てくる。…あの頃は…まだローガン様のことを…非情な方だと思って、心から怖れていたのだった。

「あの時の噛み痕はしばらく消えずに…長い間疼いたものだ」

(……そうだったんだ…)

思い出しながら焦る私を、ローガン様は横目でちらりと眺めている。

「…っ、すいません…そんなに強く噛んだつもりは無かったのですが…っ」

必死に謝る私を見ているうちに、ローガン様が堪えきれないとでも言うように、くっくと喉を鳴らして笑い始める。

「…噛み痕の話は冗談だ」

「え…？」

下げていた頭を上げると…可笑しそうにこちらを見ているローガン様と目が合った。

「…っ、またからかったんですね！」

私は頬を赤らめつつも、ちょっとだけむくれて見せる。すると、意地悪な笑みを見せるだろうと思っていたローガン様は、意外にも笑みを収めて―…ご自分の手をじっと見つめた。

「噛み痕は残らなかったが…長らく疼いたのは本当だ…」

「…え？」

「その後しばらくは、君に噛まれたこの手を見る度に…どういう訳か、それまで感じたことの無い感情に苛まれた」

「……？」

ローガン様はご自身の手から目を離すと…ゆっくり顔を上げて、真っ直ぐに私を見つめる。

「…また君の顔が見たくて仕方がなかった」

「…っ……」

ローガン様はすっと手を伸ばすと私の頬に触れ…それからゆっくりと、親指で私の唇をなぞる。グローブ越しに、まるで羽根でなぞられているかのような、そわそわとした微かな感触が伝わって…背筋がふるえる。

その様子を見ていたローガン様は、私の唇に親指をあてがったまま、愉しそうに少し意地悪な笑みを浮かべた。

「あの時のように、もう一度噛みついてみると良い」

「…っ…そんなこと…」

「―出来るだろう？このまま…この手を噛めば良いだけだ」

「…ローガン様に、また痛い思いをさせるなんて…出来ません…」

「構わないと言っている」

からかっているのか、本気なのか…ローガン様の真意が分からずに、もう一度こちらに向けられている瞳を見つめ返す。

嗜虐的で愉しむような眼差しの奥から、じわりと滲み出す熱に、私の胸も…ジリジリと焦がされる。

（でも…やっぱりもう、手を噛むなんて出来ないよ…）

逡巡の後、ようやく意を決する。

「……では…」

私は口元に当てられていたローガン様の手を掴んでゆっくりと外すと―…、そのまま顔を近づけ、ローガン様の耳元で囁く。

「…ローガンさま…愛しています…」

そうして、カプッと…ローガン様の耳を甘噛みした。

「…っ…！？」

ローガン様はいつになく驚いた様子で、慌ててご自分の手を耳に当てる。










「…―全く、…君にはほとほと呆れる」

そう言いながら、ローガン様は眉間にシワを寄せているけれど、よく見ると…ほんの少しだけ頬に赤みが差している。

「君の行動は…いつも私の予想の斜め上をいく」

「…っ、そう…でしょうか…？」

「ああ。だが―…」

ローガン様は、グッと身を寄せて…私の両腕を捉える。

「…噛み方がなっていないな。私が教えてやろう」

そう言うや否や、ローガン様は私の身体をソファの背凭れにやんわりと押し付け、耳元に顔を寄せる。吐息が耳に掛かるだけで、ゾクリと背筋が震える。

「…ローガン…さま…？」

ローガン様の唇が耳の縁をなぞったかと思うと、そのまま…耳の溝に沿って舌が這う。ゾクゾクと湧き上がる快感に思わず首を竦めた時、カプと耳朶の辺りを噛まれた。










「…っ…ぁあ…」

思わず声が漏れてしまい、恥ずかしさが込み上げるけれど、口元を押さえるにも両腕は捕らえられたままだ。

「…君の声を、もっと私に聴かせろ」

「…っ…ん…」

その後も数回耳を食み、今度は私の顎を捉えて上向かせると…ゆっくりと口づけた。

「…っ…」

丁寧に歯列をなぞり、焦らすように舌を絡め取られる。深い深い口づけの後、微かな水音を立てて唇が離れる。

「…ローガン…さま…っ…」

耳を食まれ、口づけられただけで、私はもうとろとろに溶けそうになっていた。熱に冒されたような眼差しでローガン様の名前を呼ぶと、ローガン様も深紅の瞳の奥に燃えるような熱を湛えている。


「今宵も、私の腕の中で啼け―…」


ローガン様の唇が鎖骨から胸元を這い、両手がドレスを乱していく。

私は夜更けまで…ローガン様に翻弄され、声を上げ続けた―…。



Fin

～・～・～・～・～・～





読んでくださってありがとうございました(*^▽^*)

先に話を書いたものに、sioさんに挿絵をつけて頂いたので…(//∇//)

色っぽいローガン様と可愛すぎるレディちゃんに悶絶しました(///ω///)♡♡♡


sioさん、改めまして本当にありがとうございました(*≧∀≦*)






P.S.




昨日行った新宿マルイアネックスの期間限定イケシリショップにて(//∇//)

ローガン様いらっしゃいました(*≧∀≦*)

ショップ詳細はまたの機会に♪

●王宮 ジル はぴば(*^▽^*)




わ～、またもや描き下ろせなかった(；・∀・)




実はこれ、今年２月の王宮ジル続編配信祝いとして描き、鉛筆画で終わっていたので、今回塗ってBD用に…(;^_^A

ジル、ごめんなさい…(；・∀・)







【王宮】






【100プリ】




今回は王宮も100プリもお話は長くないけど、その分両方ともジルの妖艶さは発揮されたお話だったように思います(//∇//)

プリちゃんのキャラの違いによるのかもしれないけど、100プリジルは過保護だな～(笑) でも、そんなジルも素敵(*^▽^*)



そうそう、100プリのジル誕イベはゼノ様BDイベと合同らしいね。むーう、欲を言うと、早くイベが終わってしまうとゼノ様のお誕生日の時寂しいので、ちょっと残念。

ノア＆カインも纏められた感あったけど、それでも二人は幼馴染で絆も深いからアリだと思えた。ジルとゼノ様ってどうするのか…気になる(;^_^A









●王宮 ドラマCD 届きました(//∇//)

アラン＆ルイ編は先月末に発売されて、Twitterでのアラプリさん、ルイプリさんの反応でワクワクしていました(*^^*)

でも、アレ？予約してたハズなのに届かない…！Σ（￣□￣;）
そう、ゼノ様、ジル、レオの第２弾と同梱設定にしちゃってました(；・∀・)

それで、11月9日の第２弾発売日にようやく手元に届いたのでよっしゃー！って思ってたら…ne.o.chi……orz
そして翌日はジル誕のために必死に色塗ってたので聴けず(;＞_＜;)

ごめんなさい、感想は週末に聴いてまた別の機会に～(；・∀・)








●王宮ミュージカル化！！

大分前にTwitter等を賑わせていましたが、ついに、キャスト発表になりました✨


王宮ミュージカル  キャスト発表  アラン

王宮ミュージカル  キャスト発表   ルイ

王宮ミュージカル  キャスト発表  ゼノ様


CD化に続いて実写化！？
…正直、四周年イベで知った時は、どうなの…！？って一抹の不安もありました。

でもキャスト発表になって、申し訳ないですが全然詳しくないので俳優さんは存知上げなかったのですが…すごい！流石にイメージに近くて、思った以上に違和感無かったです(*^^*)

特にルイの方…女性？って思うくらい可愛くて、マジで王子だと思いました(*≧∀≦*)

これはずるいな～、当然ゼノ様√は見たいけど…アランとルイ√も見たい！！








●100プリ 悪い人イベ



ゼノ様不在のイベだし、ちょっと忙しくもあったので５人もいるし…スルッとスルーしちゃおうかと思ったのですが…ローズカラーのアバターが好みで、うっかり（？）始めてしまいました(;^_^A

でも、始めてみたら面白かった！
全体的にスイートの方が好みでした♪
アランの正体とか興味深かったし。ルイ√に出てきたゼノ様も…！私だったら間違い電話装って電話しちゃうかも…←




そこそこに頑張った甲斐あり、早期特典GETできました。
そして、膝上抱っこアバも誘惑に負けて購入しちゃいました～(;^_^A

多分、膝抱っこアバ全員分あったので、後編予定は無さそうだけど、いつかあっても楽しそう…と思いました(*^▽^*)









●マルイアネックス→復活戦国プリカフェ

今回は各タイトルからお二人ずつ…パネルが出ていました(*≧∀≦*)
柱と配置の関係で全員を引きで写すことが出来ず…










現時点で最推しのゼノ様、ローガン様、謙信様、ランスロット様がいらっしゃったので、早速撮影～(*≧∀≦*)


今回、めっちゃ欲しかったけど、現実との兼ね合いで断念したものが…


それは、戦国のタペストリー！




もうぅ、シロさんの描き下ろしタペストリー、謙信様めっちゃカッコいい～(*≧∀≦*)

でも、でも…思った以上にサイズが大きくて(;＞_＜;) 家族の目がある私には手を出せなかった…orz

クリアホルダとかソフトクリアケースになってくれたら…絶対買うのに！



戦国扇子 二種類のうち、春日山チーム＆顕如の赤扇子を購入。







トレーディング缶バッジは６個購入。




なんと！お目当てのランスロット様と謙信様を自引きしました(//∇//)♡ ラッキー(*^▽^*)


トレーディングラバーストラップは、お目当てがゼノ様だけで自引き確率は限りなく低そう…と思い、１個だけ購入。




私のはレオだったんだけど、同行してくれた真矢ちゃんが…なんと！ゼノ様を引いてくれたので、私が缶バッジで引き当てた家康と差額お支払で交換して貰いました(*≧∀≦*) ありがとう、真矢ちゃん！！


そんなこんなで、今回欲しかった再推しアイテムが一度で全部揃うという奇跡！！



クリアポップは8日から販売開始。


私は初日の８日に行ったので、まだ無かったけど、これはセンター好きな方向けだね(笑)


さて、マルイアネックスで買い物の後、真矢ちゃんとランチ…してたら、Twitterのフォロワーさんがやはりマルイ帰りで目と鼻の先にいることが判明。某百貨店で合流してカフェで萌えトークを繰り広げました(*^▽^*)

お子さん連れだったので、名残惜しくもお別れし、私達はその後池袋に場所を移して復活した戦国プリカフェに行きました！







こちらでは光秀さんのアクリルスタンドを引き当て、嬉しかったです(*^▽^*)

家康のカードも当たって、真矢ちゃんにお渡し出来て良かった(*^▽^*)

ここでも、ゼノプリさんとして知りあったフォロワーさんと偶然合流して楽しく過ごせました(*≧∀≦*)

ものすごく楽しい一日でした！！同行してくれた真矢ちゃん、お茶してくれたフォロワーさま方、ありがとうございました(*^▽^*)








●戦国 束縛イベント“つま先まで愛してる”




これも、記事描けない間に古い話題になっちゃいましたが(；・∀・)、謙信様入っててホントに嬉かったです(*≧∀≦*)
束縛、ヤンデレ謙信様にはまさにおあつらえ向きな設定(//∇//)


勿論、最初に謙信様に飛び込みました！



やっぱり謙信様…好き(///ω///)♡

今回１ヶ所だけ、めっちゃローガン様っぽい台詞があって笑ったww





「君はいつ、私に意見できる程偉くなった？」

って、ローガン様も言うよね～(σ≧▽≦)σ







秀吉さん√は、お互いに……な所が良かった～♡ 姫ちゃんも可愛い(*^^*)







政宗は束縛っていうか、いつもに増してＳキャラだった…(//∇//)



フルコン出来たので、謙信様ぐるぐる予定です(*^^*)









さて、この所イケシリ情報溢れすぎて、全然付いていけてない…。また他のことにも触れたいです(;^_^A

前回のローガン様SSに反応をありがとうございます_(._.)_ お返事週末にさせていただきます。皆さんの記事もゆっくり回らせて頂きますので、よろしくお願いします(*^^*)

●夜曲 リュカはぴば(*^ー^)ノ♪




リュカ、お誕生日おめでとうございます(*^▽^*)

殆どワンドロくらいの感じで、なんとか描き上げたリュカです(;^_^A


リュカはハルさんと同級生でお友達だから、ノエルは勿論、アレク＆ユアンよりも歳上なのに、ピュアな感じが可愛いですよね(//∇//) とはいえ、本編だと最初は意外にちょっとひねくれてたりもするんだけど(笑)、恋愛においてはホントピュア♡

レディちゃんと素敵なBDを(*^ー^)ノ♪












●戦国CNPとガチャ予告♪




もうね、ろみ男とじゅり子ってww
ホントに戦国のライターさんのセンス、大好き(*≧∀≦*)



全員登場のシナリオは、佐助くん作のロミジュリベースのドタバタ劇を、武将達が演じる設定だけど…笑いすぎてむせたww


個別のお話は、ドタバタ劇を演じ終えた後、二人きりになってからのお話です♡






私はまだ信玄様と秀吉さんのお話しか読めてないけど、どっちも素敵だったので、他の武将達のお話も楽しみ(*≧∀≦*)











ちなみに、今は久々に信長様の３周目読んでます。身体の一部を少しずつ奪われるって設定、最初読んだ時もドキドキしたけど（なので、プレミアシナリオ全部購入済ww）、久しぶりに読んでもやっぱりドキドキする(//∇//) 楽しもうと思います♪




そして、姫ガチャ予告出てましたね(*^▽^*)








ミニキャラも、額絵も、ストーリーも全部欲しい(*≧∀≦*) また貢いでしまうわ～(；・∀・)

21日（月）の18時から開始です(*^▽^*)









●イケレボ ヨナBDイベ







イケレボの初イベはヨナBDでした(*^▽^*)

本編は、ランスロット様√を連続で２周してるので、ヨナ本編は読めてないけど、ランスロット様√でもヨナは大活躍するし、デレ多めの可愛いツンデレぶりは健在です♪

でも、イベシナ＆販売BDシナリオ読んだら…予想以上の破壊力で可愛かった♪(/ω＼*)





早期特典は全てGET！
…でも、ツーショットはランスロット様でごめんなさい(；・∀・)

ランスロット様の制服がなかなかガチャで当たらなくて…悲しい～(;＞_＜;)


すっかりイケレボにハマってます(;^_^A







うお～、まだまだ書きたいことあるけど、とりあえずここまでにしとこ。。

先週はこどもが体調崩したり、また研修＆懇親会があったりして、王宮CNPもすっかり出遅れてしまい…凹みました…orz

昨日からまた末っ子の調子悪く、今日はお休みかも(；・ω・)

皆さんも、胃腸炎やインフルエンザにお気をつけくださいね(;＞_＜;)

地震はあるわ、関東でも雪は降るわで、何かと落ち着かない一週間でしたが、皆さま体調など崩されていませんでしょうか？

我が家は…ええ。感染性胃腸炎で全滅しました(；・∀・)

日曜→次男嘔吐
月曜→次男快復、午後長男嘔吐
火曜→朝旦那嘔吐、長男食欲なし、夜長女発熱＆嘔吐
水曜→家族は快復の兆し、私発熱
木曜→発熱
金曜→全員元気！

まさにリレー式。私は吐かなかっただけマシか。初っぱなからこんな話ですいません。でも、冬の感染症にはホントに注意してくださいね～(;＞_＜;)




●100プリ ジル＆ゼノ様BDイベ



これは23日の祝日に終わっちゃいましたね。

やっぱりゼノ様のBDイベだし、ランキング特典狙ってたのですよ。



スピネルぐるみのゼノ様♡ 愛らしい(//∇//)


でも……丁度発熱の只中で14時～17時くらいで爆睡してしまい…70位くらいにいたのにあっという間に追い越されランク外で終了。・゜゜(ノД`) 起きてたら追い上げるつもりだったのに…o(T□T)o

年に一度のゼノ様BDに頑張れなかった不覚感…凹む…orz



今年のBD応援アイテムのバルーン。
でかすぎるし買うか迷ったけど、もう思いきって買っちゃったよww 膝上抱っこゼノ様とは思いの外好相性で、ばっちり共存可能で良かった(*^▽^*)






それにしてもさ…。はっきり言うと合同イベ自体もどうなの？感はあったけど、まあジルとなら大人綺麗繋り（？）でいっか、と前向きに捉えようとしていたのです。

でも、早期フルコン特典の袋から顔出すアバ、あれくらいは分けて欲しかった(;＞_＜;) 運営さん、いい加減オールキャラ飾りたいタイプと推しオンリーにしたいタイプの二種類のユーザーがいると気づいてください…(;＞_＜;)



イベ自体のお話は、ゼノ様√もジル√も良かった♪実は余裕のないジルが見られて満足(笑)


気分転換に
ひと足早くクリスマスモードに☆



最近、街のクリスマス仕様のキレイな電飾を見ても気分が浮き足立たなくなってしまい、そんな自分がとても残念です…(；・ω・)








●王宮CNP “Christmas Countdown!”


私、このCNPのチェックが漏れてしまっていて、一日半遅れでスタート。開始日当日に職場の懇親会があり、しかもイケレボの初イベ（赤のクイーン、ヨナのBDイベ。推しではないけどイベは気になってました）とかぶっていて、そちらは頭に入っていたのに…(;＞_＜;)

決して王宮愛が薄れた訳ではないけど、今回イベはどうせ早期も間に合わないし、ベルも少ないからフルコンも無理そう…としょんぼりしていたら…




スピネル～(*≧∀≦*)

なんと！110個という少ない手数で一番欲しかったスピネルをGET(*^▽^*)
王宮の神（？）には見放されていなかった(笑)



しかも、本編は久々にゼノ様本編読んでいて、やっぱり何度読んでも好きだな～(//∇//)って思います♡


お部屋の方は100プリ同様、クリスマスモードにお着替え。





このゼノ様とスッピーのダブルちゅーアバがホントに可愛くて、大好き(*^▽^*)


最近ホントに余裕が無くて、着替えも放置していたので、季節感出せて嬉しいです♪



そうそう、王宮といえば♪




12月20日から本編配信が決まっているレイヴィスさんの配信記念ログボが12月1日から始まるそうです(*^▽^*)

レイヴィスさん、攻略メモやりまーす(^o^)／~~











●幕末色々変わるみたいですね

残念ながら、幕末四周年に関する話題を殆ど情報収集出来てなくて…(；・ω・)

声がつくとか、色々あるみたいですが…そもそも声はそこまで…ゴホッ(；・ω・)

なので、とりあえず新キャラだけ見てみましょう！










うん！

個人的な感想で申し訳ありませんが、毒なのでちょっと下げます…。












●●×△△という人物評のキャッチコピーに全く惹かれない…。












私、マッドなキャラがホントに苦手で…。

不器用でヒロインを傷つけたり、遠ざけるためにわざと邪険にしたりというのは仕方ないけど、傷つけること自体を楽しむ真性のドＳには全く惹かれない。

沖田さんのマッド感でギリギリセーフ？だと思ってたので、ちょっとついていけないかも(((((((・・;)










新シリーズの配信日は12月1日に決まったみたいですね。

最初は攻略メモやろうかと思ってたんだけど…ちょっと見送ろうと思います。。

12月は、王宮のレイヴィスさんと革命のシリウスさんの配信も決まっているので、そちらは攻略メモやるつもりです！



新キャラの中では、吉田松陰が気になります。松陰先生は歴史的には高杉晋作や桂小五郎の師匠だからです。でも、高杉晋作が活躍し出す前には確か亡くなっていたと思うので…、またイケ幕特有の不思議ワールドが繰り広げられるのかな…？高杉さんが傷つく展開じゃないといいな(;＞_＜;)


なので、もし今後の配信で高杉さんが絡む√が、あればプレイしてみたいです(*^^*)

あ…でも、もし今回配信の√が面白かったら、食わず嫌いせずにやってみろと、オススメしてくださいね(笑)










●新奥人気投票とか永光さんはぴばでした…とか。



うーん、気がつけばほぼ半月経ってしまいましたが、永光さんお誕生日おめでとうございました。

Twitterではなんとか当日にお祝いしたのですが、描こうと思ったのが日付変わって当日、アナログでペン描きしたものに興が乗って簡易着色を…。

夜中の眠い頭では江戸時代の封書がどういうものか思い出せず…やけに現代風な手紙に。。密書かラブレターかは秘密♡



さてさて、これまた結構前ですが、人気投票の結果発表もありましたね～。

結果発表、Amebaです。





えー、九条とうとう二位か！鷹司頑張れ～




初恋の日向様、安定の四位…かと思ったら、水尾様が大分追い上げてる！
しかも、永光さんも局様より人気者～




わわっ、こちらは新キャラ煌月さまが大健闘。稲葉は本編配信でもっと人気出ると思ったんだけどな…。稲葉は旧奥にあった影ちゃんを好きになった理由が分からないと、インパクトに欠けるのかな…






ちなみに…ごめんなさい。私が参加したのは最後の２日だけでした。

かき集めた40票くらいは全て榊さんに投じました。

次回本編配信、煌月様vs榊さん√とか無いかな～(*≧∀≦*) …無いかな…(；・∀・)
スーパーセレブvs実直文官、いや意外に面白いと思うんだけどな(笑)

万が一にでもあったら、めっちゃストチケ投じて読むよ(^o^)v








さて、長くなってきましたが。


マイペースとわざわざ書いたのは、やりたいことをやりたいようにやろうと改めて思ったからです。このブログ書くのも、やりたいことのうちのひとつ。最近ままならないのがもどかしいけど(;^_^A ホントはもっと書きたいのです。



Twitterの方は、殆どROM専だけど、たまに覗いているとすごく話題や企画が多くて。参加したい気持ちもあるけど、やっぱりスピード感についていけない。

体調崩した一件もあり、もし締切りを追うような企画に参加すると、やっぱり今の生活だと、負担に感じちゃって楽しめないし、迷惑を掛けちゃう可能性もあるな…と改めて思ったりしました。


攻略メモも、ここ２年ほどはほぼ全てのイケシリ新規配信について取り掛かって来ましたが、今後は本当に自分が今すぐ読みたい新規√を優先しようと思います。それが少しでも皆さまのお役にも立てれば幸いです(*^_^*)



12月はゼノ様、１月はランスロット様とローガン様、２月は謙信様…と、冬は推しの方々のBDも続くので、しばらくはやりたいことをやりたいペースで専念してやろうと思います(*^^*)



皆さまも、体調にはくれぐれも気をつけて(*^ー^)ノ♪

第１話
フェンリル  →愛され：４／愛する：４
急に言われても…
呼びにくいです


第２話
わかった
ちょっと待って  →愛され：２／愛する：４
ごめん、足が動かない

※親密度ミッション
必要親密度100以上でクリア


第３話
どうって聞かれても……
本当にいいの？
素敵な約束だと思う  →愛され：４／愛する：４

※彼目線購入可


第４話
はい！
懐いたわけじゃ…  →愛され：４／愛する：４
そう見えますか？

※アバターミッション
プレミアム  300魔宝石
ノーマル  150魔宝石or3000リン

●王宮 ゼノ様、お誕生日おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪




ゼノ様のお祝いをするのも今年で３回目となり、感慨深いです(///∇///)

思えば、一昨年の王宮のゼノ様BDイベントで、ゼノ様に落ちたのでした。アルバートにヤキモチ妬いちゃうゼノ様が可愛くて♪(/ω＼*)

だから私の中でのゼノ様は、美しくてカッコ良くてとても素敵な方だけど、ほんの少しだけ天然であって欲しい…という気持ちもあります(*^^*)



今年のお祝い絵…、苦手なツーショットにしてみました。やっぱり女の子、ケバくなる傾向が…(；・∀・)

最近、ちょっと塗り方を変えてみたりして模索中です。とりあえず、アナログでペン入れしてから塗ったりしてます。当たり前だけど、やっぱり鉛筆画のまま塗るよりはちょっとマシになる…かも(笑)

来年こそはスマホ指塗りを卒業して、PCでデジ絵やりたいな…。ペンタブ、イラスト専用のに買い替えよっかな～(*_*)











さて、今年のBD販売シナリオは、王宮、100プリ共３種類ずつでした♪

私は勿論！(笑)両方とも奮発しましたよ～(*≧∀≦*)


【王宮】





ゼノ様の昔のことが分かって、幸せでした～(///ω///)♡



あ～ん、してるゼノ様が可愛すぎ(//∇//)♡



このシュタイン城の夜景アバ、すごく綺麗で気に入りました(*≧∀≦*)



【100プリ】






100プリのお話、私は生まれ故郷である札幌を思い出すような設定で、すごくイメージ湧きました(*^▽^*)




ドレス自体は王宮の方が好み…だけど、去年貰ったお部屋とは合うので満足(*^^*)



【両方購入特典】



100プリのBDイベント、とても素敵なお話だったけど、先月中旬だったので、随分前に終わってしまった感じでちょっと寂しいです(;＞_＜;)






さて、今年も何とかお祝い用のお話が間に合いました(；・∀・)

今回は、特に誕生日当日のお話という訳ではありません。本編の終了間際を想定した、妄想（詳細設定は捏造あり）話となっております。なるべく本編を大きく逸脱しないよう、ゼノ様本編を読み返しましたが、もし辻褄が合わない箇所があっても…どうかご容赦願いますm(._.)m


では、よろしかったらお付き合いくださいませ(///∇///)



～・～・～・～・～・～
“熱視線”


「…ゼノ様、またウィスタリアにいらしてくださいね」

シュタインの国王であるゼノと婚約している隣国ウィスタリアのプリンセス、シャウラは、先日シュタインから帰国する際に、そのように言っていた。

確かに…以前にウィスタリアを訪問した時から比べると、今は両国の国交も随分盛んになった。今ならきっと、あの時とは違う視点で視察出来るだろう。

「…行くか、ウィスタリアに」

独り言のようなゼノの呟きだったが、隣に控えていたアルバートは、聞き漏らさずにすかさず手帳を取り出す。

「はっ、ではウィスタリア側に打診し、日程を調整します」

「ああ。頼んだぞ、アル」


＊・＊・＊


（久しぶりだな…）

馬車で国境を越え、ウィスタリア国内に入ると、肥沃そうな大地が広がっている。

ウィスタリアより緯度の高いシュタインでは採取可能な作物が限られており、農業ではどうしてもウィスタリアには敵わない。一方で、寒い冬を乗り切るため、保存食になる発酵食品であるチーズや食肉加工品等の製造技術は発達している。ワインなどの醸造酒の製造も盛んだ。

（やはり…シュタインは開いていなければならない）

前王の治世時代、シュタインは鎖国状態であった。政権を交代し、国を開く政策が軌道に乗り始めた矢先―…、前王復権を望む勢力の台頭により、シュタイン国内は再び混乱に陥りかけた。そのせいで、外交もままならない期間もあったが、やっと落ち着きを取り戻しつつある。

ウィスタリアとは交易や国防上、重要な同盟国として、一層友好関係を深める必要がある。

（初めは…それだけを考えていたのだが…）

ゼノは、変わらず窓の外を眺めながら、微かに口元を弛めた。

（今は…他にも大事なものがある―…）


＊・＊・＊


ウィスタリア城の門をくぐり馬車から降り立つと、ゼノの澄んだ左目は、はるか遠く…城から出て来るプリンセスの姿を捉えた。

清楚なワンピースに身を包むその姿を見て、まるで気持ちが急くような…今までに覚えのなかった感覚に陥る。

姿を目で追っていると、プリンセスの後ろから駆け寄った男が、すっと…然り気無く背中を抱き寄せ、何かを耳打ちした。

（……あれは確か…国王補佐兼プリンセスの教育係のジル＝クリストフか…）

ジルの囁きに頷いた様子のプリンセスシャウラは、少し急ぎ足でこちらに向かって来た。

「…っ、ゼノ様…！」

シャウラは笑顔を向けながら呼び掛ける。

「遠いところ、ウィスタリアまで足を運んでくださって、本当にありがとうございます」

そう言いながら柔らかく膝を折り、ワンピースを軽く持ち上げる。一連の動作がごく自然で、シュタインに滞在していた時分より、一層プリンセスとして洗練された様子が窺えた。

「…ああ。外まで出迎えて貰えるとはな」

「…っ…ゼノ様がいらしていると知ったら…一秒でも早くお会いしたくて……」

少し恥ずかしそうに語尾に向けて小声になっていく、そんな姿にさえ胸が騒ぐ。

その時、背後からアルバートの声が聞こえた。

「ゼノ様、護衛の騎士たちの馬も繋ぎ終え、滞在の準備が整いました」

「ああ」

ゼノはそう答えた後、シャウラに向き直って告げる。

「…滞在中に、お前と過ごす時間も取れると良いのだが」

「…ゼノ様にそう思って頂けて、嬉しいです。よろしくお願いします…」

シャウラは満面の笑みを浮かべながら頷いた―…。


＊・＊・＊


…―翌朝、ウィスタリア国王に挨拶を済ませた後、アルバートが手帳を取り出してスケジュールを確認する。

「次は、騎士団長であるアラン＝クロフォードとの打合せですね」

「この時間は中庭で訓練中だと思いますので、ご案内しましょう」

同席していたジルがそつのない笑顔でそう言うと、アルバートは答える。

「いえ、場所でしたら前回訪問させて頂いた際に覚えていますので、ご足労頂かなくても大丈夫です」

「ですが…」

ジルはチラリとゼノに視線を送る。

「ああ。アルの言うとおり、気遣いは不要だ」

「…ゼノ様がそうおっしゃるのでしたら。では、何かあればお呼びください」

ジルは胸に右手を当てて一礼すると、優雅な立ち振舞のまま退席した。



中庭に出ると、予想していなかった光景にぶつかる。

「…訓練というから、てっきり騎士団の訓練だと思ったのですが」

アルバートが隣で僅かに眉間にシワを寄せながら眼鏡を押し上げる。

「…ああ、俺もだ」

騎士団長アラン＝クロフォードとワンツーマンで訓練をしていたのは、シャウラだった。プリンセスと云えども、乗馬もいざという時には必要な嗜みなのであろう。かなり乗りこなしているように見える。

アランはこちらの存在に気付くと、時計塔に目を遣って、馬上のシャウラに声を掛ける。会話までは聞こえないが、アランはシャウラが乗っている馬の左側に回り、些かおぼつかない様子で馬から降りようとするシャウラの腰辺りを支えて、着地を手伝った。

降り立ってホッとした様子のシャウラは、その時初めてこちらの存在に気が付いた様で、見られていたことが恥ずかしいのか、俯いてしまった。

（そんな所でさえ愛らしく思うとはな…）

ゼノは、自分の中に今までに無かった様々な感情が沸き上がるのを感じていた―…。


＊・＊・＊


国境付近に度々出没する野盗集団対策のため、ウィスタリアの騎士団と連携を図るべく開かれた打ち合わせは、アランの国境警備の重要性への理解もあり、スムーズに進められた。

「あとはもう少し具体的な話を進めましょう」

「ああ、合同訓練のこともあるしな」

アルバートの提案にアランも同意する。

「以降は合同訓練の手順や日程など、細かい話になるので、ここはお任せ頂いて、ゼノ様は少し休憩を取られては…？」

アルバートがゼノを気遣う。

「いや……」

ゼノはそう言いかけたものの、ある人物のことが頭に浮かんだ。

（…折角だから会っておくか）

「では、悪いが…そうさせて貰おう」

席を立とうとすると、アランも立ち上がる。

「辺境警備への考えを共有でき、貴重な話し合いでした。これからもよろしくお願いします」

「ああ、こちらこそよろしく頼む」

丁寧に一礼したアランと握手を交わしたのち、ゼノは静かに退席した―…。



その足でゼノが向かったのは、宮廷画家のアトリエだった。閉ざされている扉をノックするとゆっくりとドアが開き、懐かしい顔が覗いた。

「久しぶりだな」

「……ゼノ…」

ロベールは一瞬驚いた様子だったが、すぐに落ち着きを取り戻す。

「…まさか君だとは思わなかったよ。一人とは珍しいね」

「驚かせてすまないな」

「いや、元気な顔を見られて嬉しいよ。お茶でも飲んで行くかい？」


＊・＊・＊


ロベールの淹れた紅茶を一杯味わった後、ゼノは立ち上がる。

「…懐かしいひと時だった。礼を言う」

「もう行くのかい？」

「ああ」

「…それにしても、運命を感じるよ」

「……？」

「君がまさかシャウラちゃんを選ぶとは思わなかったから」

「……」

「教え子同士が一緒になろうとしているなんて、感慨深いよ」

「…もしかすると…お前が引き合わせてくれたのかもしれないな」

ロベールはふっと、柔らかく微笑む。

「だとしたら光栄だ。…ゼノ、君達の幸せを祈ってるよ」

「…ああ」

互いに言葉は多くないが、そこには確かな絆があった―…。



（…さて、アルバートと合流するか）

廊下の窓から中庭を眺めると、アランは既に騎士団の訓練を行っているようだ。アランとの打合せを終えたアルバートも一旦昼休みのため客間に戻る筈なので、ゼノも部屋へ向かおうとした時、背後から足音が近付いてきた。

ゆっくりと振り返ると…ウィスタリアの若きエース官僚と噂に聞く、レオ＝クロフォードが足早に歩いてくる所だった。

レオはゼノに気が付くと僅かに驚いたように一瞬目を見開いたが、すぐにそつの無い笑顔を見せながら頭を下げた。

「これはゼノ様。視察でウィスタリアにいらっしゃっていると聞いておりましたが、ご挨拶が遅れ申し訳ありませんでした」

「いや、レオ＝クロフォード…お前の評判なら聞いている。優秀な官僚である…とな」

レオは、意外そうな顔をした後、目を細める。

「まさか…ゼノ様が俺の名前をを覚えてくださっているなんて、光栄だな。そんなこと言ってくれたのは…もしかしてシャウラちゃんですか？」

「……確かにシャウラは、お前からプリンセスとして必要な知識や教養を座学で教わったと言っていたな」

「シャウラちゃんは真面目で優秀だけど、からかうと可愛いトコもあって、教え甲斐があるんです」

「……そうか」

「…ではゼノ様、午後の打合せには同席させて頂きますので、よろしくお願いします」

レオは、そう言って丁寧に銀髪の頭を下げた後、慌ただしく去っていった―…。


＊・＊・＊


午後にはウィスタリアの要人たちと今後の交易に関する会議を行った。交易品目や関税など、両者に益があるような落とし処を探るのに時間を要したが、保守的な思考の年配の官僚をジルやレオが然り気無くコントロールしたこともあり、シュタインとしても満足のいく結果となった。

「ゼノ様、本日は夜にささやかながら歓迎のパーティーをご用意しておりますので、それまで少しの間ですがお休みください」

会議の後、ジルがそう案内する。

「…心遣いに感謝する。では、それまで一旦下がらせて貰おう」

アルバートもジルに一礼し、会議室を後にした。



客間に戻るためにアルバートと共に廊下を歩いていると、ある部屋の扉が開いており、中から男女の声が聞こえてきた。

「…リズムが乱れやすいから、もう少し三拍子をしっかり感じて」

「…っ、こうかな…？」

「うん、さっきよりはいい」

（…この声は…）

「……やっぱりダンスは…慣れたとは言いがたいな…」

「まあ…どうしても女性の方は男性のリードに合わせないといけないから、毎回同じに…とはいかないのは確か」

「そうだよね…」

「でも大丈夫。知っての通りゼノはダンスも上手だから、安心していいよ」

急に自分の名が出てきて驚いていると、直後に中から二人が現れる。

「…っ、ゼノ様！？」

シャウラがゼノとアルバートの姿を見て、驚いたように口に手を当てた。

「…すまない、偶然通り掛かり聞こえてしまった」

「…ゼノ、久しぶりだね」

シャウラに続いて現れたのは、ルイ＝ハワードだった。

「ああ。ハワード、しばらくだな」

互いに無口な者同士、話が弾むということは無いが、似た空気感は割と心地よい。

「…ゼノ様、後程パーティーへのご参加をよろしくお願いします」

「…ああ、楽しみにしている」

シャウラはまだ恥ずかしそうにしながら、丁寧に頭を下げて去っていく。直前までダンスの練習をしていたので、これからめかし込むのだろう。

「…ゼノのそういう顔、初めて見た」

「……どんな顔だ…？」

ルイは僅かに微笑むと、言った。

「 …あとは、ゼノに任せる」

「……」

シャウラとのダンスのことを言っているのだろうか。珍しく少し楽しげな様子のルイを、ゼノは無言で見送った―…。


＊・＊・＊


いよいよ歓迎のパーティーが始まり、生演奏によるダンスタイムとなる。

ゼノはマントを翻しながら、ホールの真ん中に進み出ると、焦がれていた後ろ姿に呼び掛ける。

「プリンセス、一曲踊っては貰えないだろうか？」

ゆっくりと振り返ったシャウラは、スリットの入ったドレスのせいか、いつもより大人びて見える。

「…はい、ゼノ様。喜んで…！」

この上なく嬉しそうに微笑むシャウラを見て、また胸が騒ぐ。

「…ウィスタリアで踊るのは初めてだな」

「…そうですね…、最初に視察にいらしてお会いした際は…踊ることはありませんでしたよね…」

シャウラはその時のことを思い出したのか、少しだけ寂しそうな顔をする。

「…今思うと…」

「…え？」

「いや…以前の俺は随分と勿体ないことをしたようだ」

ゼノの言葉を聞いて一瞬目を見開いたシャウラだったが、意味を察すると…はにかんだように笑った。

「…綺麗だな」

「……っ」

「その装い、とても似合っている」

「…ありがとう…ございます」

ゼノの言葉に逐一頬を染めるシャウラを愛しく思う。

「…パーティーが終わったら、俺の部屋に来い…」

「…っ」

一層頬を赤らめたシャウラが、ゼノを見上げる。

「…嫌か？」

「……嫌な筈…ありません…」

その時、丁度曲が終わりを迎える。互いの手が離れる直前、ゼノはシャウラの耳元で囁いた―…。

「では…待っている」


＊・＊・＊


「…ゼノ様…？」

ノック音の後、シャウラの声が聞こえる。

ゼノは立ち上がるとスッとドアを開け、シャウラを室内に迎え入れた。

「…待っていた」

「遅くなってしまい、すいません…」

「いや…こうして待つ時間も、なかなか楽しいものだと気づいた」

ゼノの言葉にシャウラも頬を緩める。

「私も…ゼノ様にお会いしたくて堪らなかったです…」

ゼノはシャウラの言葉に目を細め…その手を掴むとぐっと引き寄せた。

「…っ、ゼノ様…？」

よろけたシャウラがゼノの胸にすっぽりと収まると、ゼノはすかさず背中を抱き締める。

「…この二日間、お前を遠く感じた」

「……え…？」

抱き締められたままのシャウラは、微かに身動ぎする。

（物理的には近くにいる筈なのに…だ）

「…同じウィスタリア城内におりましたよ…？」

シャウラは不思議そうにこちらを見上げている。

（ジル＝クリストフ、アラン＝クロフォード、レオ＝クロフォード、そしてルイ＝ハワード…彼らは日々当たり前にシャウラと話し、シャウラに触れているのだろう）

「お前を取り巻く環境に…少し妬けたな」

「……？」

シャウラは相変わらずゼノの言葉の意味を取りかねているようだ。

（分からないなら…それでいい…）

「シャウラ、…お前を、一刻も早くシュタインへ迎え入れられるよう、最善を尽くそう」

「…っ…」

シャウラは目に涙を浮かべている。

「…嬉しいです」

ゼノは涙を拭うように目尻に口づけた後、静かに唇を奪う。次第に深くなっていく口づけに、シャウラは、ゼノの胸元をそっと掴みながら…懸命に応える。

（…お前は皆に愛されているのだろう。だが、お前を一番愛しているのは…この俺だ…）

シャウラのドレスを暴きながら、ゼノは初めて自覚した様々な気持ちに向き合う。

「シャウラ…誰よりも、お前を愛している」

湧き上がる熱い想いを焼き付けるかのように、ゼノはシャウラの体の隅々にまで…いくつもの愛の印を刻んでいった―…。



Fin


～・～・～・～・～・～・～



お付き合いくださったお姫様、ありがとうございます(*^▽^*)


ちょっとあとがき、というか補足を。

私、元々彼目線が苦手でして(；・∀・)ヒロイン目線で書くことが多いのですが、今回はどうしても彼目線じゃないと伝わらないな…と思い、ゼノ様目線に初挑戦しました。

元々のテーマは、ゼノ様にヤキモチ妬かせたい♡(/ω＼*)でした。特にチャラ官僚レオと絡ませてみようか…というのが最初の案でしたが、互いの本編で接点が無さすぎて話を広げることが出来ず、結果的にはゼノがウィスタリアメンバーにプチヤキモチするお話となりました(;^_^A

彼目線の難しさは、ゼノ様の気持ちが駄々漏れ過ぎるのもいやだな～と。どこまでゼノ様の気持ちを描くか、加減が難しかったです。

あと、過去に公式でアランとレオがゼノ様のことを“ゼノ”と呼んでいたのですが、いくらタメ語キャラとは言え、それはどうしても非常識で違和感あったので、今回は普通に敬語で話させました。…結果キャラぶれ感＆誰おま？感は否めませんが、まあやむなしです(；・∀・)

あとは、ゼノ様が国王としての姿を少しでも入れたくて、ちょっと捏造してしまいました。



…と、すいません。文才無いので伝わりきらなさそうなとこを補足しちゃいました。




改めて…ゼノ様、お誕生日おめでとうございます。素敵なBirthdayをお過ごしくださいね(///ω///)♡

●夜曲ストーリーアプリ リリース日決定！




来春リリース予定だった夜曲のストーリーアプリ、正確には“イケメンシリーズ恋愛ゲームライブラリー”というアプリらしく、その中で夜曲が最初のタイトルになる、ということみたいです。

ってことは、ゆくゆくは過去に配信終了になったものの中で人気の√を配信する感じなのかな？

初期配信はアレク、ノエル、リュカの三人…そして、新規配信のエリオット(*≧∀≦*)

あれ、初期配信メンバーが違う！ユアンとハルさんじゃないんだ？

ところで注目すべきは…



次に来るのはローガン様本編だってこと(*^▽^*)♡ これで、あのシーンやそのシーンも…いつでも好きな所を読めるよ～(///∇///)


ところで、配信日が12月20日って…

王宮のレイヴィスさんとかぶっとるやないかい！！Σ（￣□￣;）

んー、イケシリはこのパターン多いな(￣▽￣;) なんでなんだろ…？

でも、レイヴィスさんは攻略やるし、スタートダッシュ予定だけど、エリオットは勿論初日にGETするけど、読むのはマイペースでも良いもんね(*^^*)

あ～これから年末にかけて忙しいけど、楽しみもあって幸せかも(笑)

とはいえ…アプリ容量重かったらどうしよ…インストール出来るかな(￣▽￣;)








●イケレボ クリスマスイベ開催中(*^▽^*)





12/2(金)～12/14(水)まで開催中のクリスマスイベント♡

ランスロット様と早速デート出来るなんて(///∇///)♡




最初はランスロット様に飛び込みました(///∇///) ランスロット様の今までのクリスマスの過ごし方が…。・゜゜(ノД`)
そして、やっぱりカイル好きだな。ホントにいいヤツ(*≧∀≦*)
ランスロット様は、これから先いっぱい楽しいクリスマスを過ごして欲しいです♡






黒の軍が未知過ぎて興味あったので、二人目はイケ戦政宗的に破天荒と噂に聞いていたフェンリルへ。
イケシリだと銃を使いまくるキャラというのが珍しいので(笑)新鮮でした♪
あと「○○してみ？」という軽いノリの口調がやはり今までのイケシリキャラにはいなかったな～と。出自とか設定は特殊だけど、キャラだけ見たら割とリアルな男の子だな～と思いました(*^▽^*)






三人目はこれまたまだまだ未知な部分の多いレイを選びました。レイとフェンリルの親友設定が結構好きです(*^^*)  恋バナとか相談とかフツーにしちゃう感じが微笑ましい(///∇///) 本編読んでないので、まだキャラ掴みきれてないけど、少し素直なアラン…みたいな雰囲気かも。可愛さもある♡







ヨナは、ランスロット様本編で既に可愛さの片鱗が見えていて、BDイベで一層明らかになり、もう今回はホントに可愛さにぶっ飛んだ(о´∀`о) =3
もう赤の軍メンバーのグダグダの伝言が面白くてww 今回のヨナの可愛さは必見！！(笑)




早期特典GETしちゃいました(*^^*)



クリスマスイベ、どのお話もすごくキャラの特徴が出ていて面白かったです(*^▽^*) 黒の軍も面白そうだな～と思って、シリウスさん本編までの間、フェンリルの攻略メモもやってみてます。シリウスさん配信されたら、一旦そちらに行ってしまうと思うけど。


来月の11日はランスロット様のお誕生日だし、少しはお祝いできたらな～(*^▽^*) BDイベも楽しみ(*≧∀≦*)♡







●マトリ姫、やっぱり面白い！

イケシリつながりで知り合ったブロ友やTwitterのフォロワーさん達、仲の良い殆どの方がすっかりマトリやスタマイにハマってます。

私はマトリはインストールしていたのですが、なかなか読む時間がなく…樹さんの途中まで読んで止まっていたのです。

ちなみに、最初に無料シナ貰ったのは由井さんだったんだけど、どう考えても最初に読むキャラじゃないよね（ハードコアな香りがする…）と思って、まだ読んでません(￣▽￣;)

ゼノ様BD終えて、ちょっと気持ちに余裕出たので、久々にマトリ開いてみたのです。
そして…ずーっと気になっていたこの人…




峻さん本編と初夜編を一気読みしました！

もうね…やっぱり好きだった！！(///∇///)

私としては高杉さんが好き…という気持ちに近い感じで好きです！無表情でヤキモチとかマジでツボ(///∇///) そういうところはゼノ様にも通じるかも♪

本編は数回のどんでん返しが待ってるから、ホントに手に汗握って一気に読んじゃった！

その後、峻さん推しのフォロワーさん方の評判の良かった



これも購入しちゃいました(;^_^A
期待通り、すっごく良かった～♡

まだ番外編沢山あるから、ちょこちょこ買い足すの楽しみ(*≧∀≦*)






それと…実は「Lording…」中の待機画面で、激しいキスと優しいキスどっちが好き？という質問にヤクザの組長なのに“優しいキス”と答えていて、すっごい気になってたのがこの人。



本編無いので、番外編の“出会い編”を買いました！

一人称が“僕”なのがギャップありすぎでちょっと違和感…だけど、やっぱり好みで(///ω///)♡ すごく続きが読みたくなりました！
彼を蝕む過去が何なのか…すごく気になる(;＞_＜;) 敵キャラ好きが止まらない(;^_^A





これ、ホントかな？出たら買っちゃう…(///∇///)



マトリ、やっぱり人気あるのよく分かる！
私は元々ハードボイルドも結構好きで、大沢在昌さんの新宿鮫とかも昔読んでたので、マトリの世界観楽しいです。

とはいってもやっぱり現実離れした設定もプラスされているので、逃げ道もあるというか。

あと、主人公ちゃんが感情移入しやすいのもポイント高い！イケシリは√によっては……やっぱり合わないヒロインもいるからな(￣▽￣;)


スタマイは面白そうだけど、パズルにハマるとリアルを今以上に侵食されそうで怖い((((；゜Д゜)))ので、我慢します(笑)

当面はマトリのシナリオをつまみ食いして楽しみます！








●クリスマス兼忘年オフ会♡などリアルの話

先週、都内某所のカラオケBOXにて、オフ会に参加して来ました(^o^)v

メンバーは毎度すっかりお馴染みの姫様や憧れの絵師様も…(*^▽^*)

ロベールさん外伝の話から始まり、いつものイケシリ話。

佐和真中さんという声優さん（こちらは裏名ですが…）のシチュエーションCDについて一部で盛り上がり、一方でスタマイの面白さのプレゼンを受け(笑)

盛り沢山で楽しい時間でした(*^▽^*)

二人の小さい王子も、毎度そんなに騒ぐこともなく、えらいわ～！うちの子達連れてったら、絶対即帰る羽目になるもの…(￣▽￣;)




そして、毎度素敵なお土産をありがとうございます(///ω///)♪ 皆さんのお気遣いが嬉しい(*^▽^*)


今回私がお土産にしたのは、ゼノ様を思い出すような星座の絵が入ったメモ帳と




この執事ユーリの絵でした。
あ、この花束はLINEcameraのスタンプです…ズルっ子してすいません(；・∀・)



あと最近（？）描いたのは、



お祝い記事を書きそびれてしまい、TwitterでひっそりとUPした信玄様。スランプ中で恐ろしくバランス悪くて申し訳ない感じ(;＞_＜;)



あとは…



先日お誕生日だったフォロワーさんに捧げた家康。キスマークの内出血ぶりのリアルさにこだわった（？）一品ww


お絵描き、下手だけど去年、一昨年から見るとやっぱりマシにはなってるかな～と。亀の歩みだけど、これからも懲りずに描いてこ(;^_^A




昨日は保育園の長男のクラスの忘年会で幹事やってみたり、今日はこども三人同時に七五三詣りしてきたり、毎週末何かと詰まってます(笑)


今週は職場の女子会、来週は部の忘年会…色々あるので、リアル＆二次のスケジューリングをうまくやらねば(;^_^A



そういえば！



私、イケシリの本アカがAmebaで、課金してたので、↑当たったらしい！何が当たったかは、分からない！

でも、イケシリファンブックもイケ戦CDも持ってるので…ブロマイドの方が嬉しいかも(*^^*) 楽しみだな～♡





寒いので、みなさんもお大事にしてくださいね～(*^ー^)ノ♪

●イケメン戦国 謙信様 本編 配信決定！！







うわあぁぁ～。・゜゜(ノД`)
ついに…ついに！

待ちわびていた謙信様本編の配信が決定しました～(///∇///)

今日の帰りにTwitterの異常な盛り上がりに気付き、戦国にログインしたら…謙信様がﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ

“お前が死んだら、俺も死ぬ”

そんなん謙信様に言われたら、その瞬間に昇天しちゃうよ♡(/ω＼*)

あ～もう、これから２月までずっとそわそわしちゃいそう(笑)

とにもかくにも、謙信様おめでとうございます(*≧∀≦*) お会いできる日を楽しみにしています(///ω///)♪




Twitterでの↑の企画も応援しています♡








●王宮クリスマスイベ


このイベント、ゼノ様BDの数日前に始まったので…、お話も絵もギリギリだった私はスルッとスルーしちゃおうかと思ったのですが…

推しがいないイベに限って、アバターが可愛い。・゜゜(ノД`)

早期特典の赤いドレスがどうしても欲しくて、オフ会でお会いした姫様のお力添えを頂いたりして何とかドレスGET(*≧∀≦*)
はーちゃん、ありがとおぉ(///∇///)



ゼノプリちゃん、勿論紺系のドレスも好きだけど、たまには赤も素敵.ﾟ+.(・∀・)ﾟ+.ﾟ




…と、いきなりアバの話から入りましたが、お話もなかなか面白いです(*^^*)

今回はパラレルワールドに迷い混むお話で、人間化したペット達が出てくるのが魅力☆

素直で可愛いジャス、人懐っこいチロル、きまぐれで寂しがり屋のミケランジェロ、やっぱりお喋り上手なセバスチャン、みんないい味出してます(^o^)v

あれ…シャルは…？

…すいません、早期のドレスGETしてから数値上げはしてるけど、お話読めてなくて（ゼノ様BD後数日間燃え尽きてた…ww）、これから読もうと思います(;^_^A







●100プリ ガチャとCNP

プリンセスルームガチャ“Black Xmas”




このガチャ、色味がゼノプリのためのものとしか思えず(笑)フルコンしちゃいました(;^_^A




マーメイドラインのドレスやファーの感じがリアルな髪飾りアバも勿論素敵だけど、背景アバのこの気節にピッタリな暖かい色味が予想以上に素敵でﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ

すっごく気に入ってます(*^▽^*)



そして、日曜日から始まったCNP。



どうやら学園パラレルものらしい♡
でも、学年の設定なんかは以前あった光り輝く五人組の学園イベと同じだから、はいりこみ易いかも(///ω///)♪


とりあえず、ノア先輩シナリオGET！ちょっ…♪(/ω＼*) …こんな高校生、反則です！
(笑) シナリオ即保存(///∇///)



これは、他のシナリオも楽しみ(*≧∀≦*)












明日は物語FVなので、読み進めよ(*^▽^*)








●イケレボ “JOKER”ことハールさん、はぴば(*^ー^)ノ♪




昨晩、ブログ書いた後、さらさら鉛筆書きしたハールさん、塗る気力なくごめんなさい(；・∀・)

ハールさん、BDシナリオ読んだけど、まだまだ謎だらけ。ランスロット様√でも名前だけは出てきたし、気になる存在です。

ひとつだけ分かったのは…





この通り、結構テレ屋さんだってこと(///ω///)♪

ギリギリになってしまったけど、素敵なBirthdayを(*^▽^)/★*☆♪

三周目にして、今更のように自分用の攻略メモです。
もしお役に立つようでしたら、参考にしてください(*^^*)



第一話
前半
大人しくする  →幸福：２／情熱：４
何するんですか
やめてください

※恋の試練
必要姫度100以上でクリア

後半
面白いというか…  →幸福：４／情熱：４
そう見えますか？
悪戯が過ぎますよ


第二話
前半
ごめんね
やめて
近すぎじゃない？  →幸福：４／情熱：４

後半
からかわないで
そんなの難しい
態度って？  →幸福：４／情熱：４


第三話
前半
心配しなくても…
こういうことしないで
なに考えてるの？  →幸福：４／情熱：４

※恋度34以上で手紙

後半
ありがとう
褒めてくれてるの？  →幸福：４／情熱：４
初めて言われた

※恋の試練
必要姫度2500以上でクリア


第四話
前半
何も感じないの？  →幸福：４／情熱：２
どうして
おかしいよ

後半
手伝います  →幸福：４／情熱：４
黙り込む
大丈夫？


第五話
前半
お母さんみたい  →幸福：４／情熱：４
心配してるんだ
やっぱり優しい

後半
認めない  →幸福：２／情熱：４
卑怯だよ
負けました


第六話
前半
似合わなくて
どうして言ったの？
可愛くて  →幸福：４／情熱：２

後半

第１話
前半
じっと見つめる  →Stay
名前を聞く  →Honey
何も聞かない  →Sugar

後半
胸が痛む  →Stay
わずかに眉を寄せる  →Sugar
寂しさを感じる  →Honey


第２話
前半
歩み寄りは大切  →Honey
目的は同じだね  →Stay
利害が一致してるね  →Sugar

後半
そうだね  →Honey
そんな風には言えない  →Stay
そう思うんだけど…  →Sugar


第３話
前半【12/22  情報提供により追記】
驚きながら受け取る  →Stay
恐るおそる受け取る  →Sugar
ドキドキしながら受け取る  →Honey

※プリンセスチェック
プレミア  300コイン
ノーマル 100コインor3500ベル

後半【12/22 情報提供により追記】
簡単に返事をしない  →Honey
慌てて頷く  →Sugar
返事に困る  →Stay


第４話
前半
はい  →Stay
えっ…  →Sugar
喜んで  →Honey

後半
何でもないと言う  →Stay
ダンスのお礼を言う  →Honey
もう少し話を聞こうとする  →Sugar


第５話
前半
えっ…  →Honey
それは…
違うよ

※プリンセスチェック
必要気品2500以上でクリア

後半
褒めてもらえて嬉しくて  →Honey
褒められたから驚いて
何でもない


第６話
前半【12/27  情報提供により追記】
大丈夫だから  →Stay
優しいんだね  →Honey
怖かった  →Sugar

※プリンセスチェック
プレミア  400コイン
ノーマル  150コインor5000ベル

後半
自分に問いかける  →Stay
罪悪感を覚える  →Honey
目を逸らす  →Sugar


第７話
前半
教えてくれてありがとう
知らなかった  →Sugar
そうだったんだ

後半
頷く
レイヴィスを見つめ返す  →Sugar
戸惑う


第八話
前半
頑張らなきゃ  →Honey
褒めすぎだよ
まだ足りないよ

プレミア  400コイン
ノーマル  150コインor5000ベル

後半
レイヴィスのことを聞く
両親のことを聞く
ロベールさんのことを聞く  →Sugar

●Merry Christmas(*^ー^)ノ♪

王宮レイヴィス本編配信、夜曲ストーリーアプリ配信…等々、色々あったので記事を書こうと思っていましたが、今年はTwitterの方で企画に参加させて頂いたので、準備でワタワタしてました(；・∀・)

マイペース宣言したばかりでしたが、お絵描きもお話を書くのも、もう少し上手くなりたい…という気持ちはあるので、たまには自分に課題を課してみようと思った次第です。

Twitterで参加させて頂いた企画は２つ。


ひとつ目は、

“#イケシリの推しとクリスマスデート”

というタグで、イケシリユーザーの絵師様方によるお絵描きX'masカウントダウン方式の企画です。グループで活動されている“密巴”さんの企画で、こちらでは21日を担当させて頂きました(//∇//)


ふたつ目は、

“#イケシリXmas”
“#イケシリ書き手部隊”

という組み合わせタグで、文字書きさんによる企画。文字書きさんの企画は少ない…ということを憂いて、“密巴”メンバーの甘辛乙女ちゃんが企画してくれています。
こちらは、22日～23日の間に投稿することになっています(*^^*)


私は図々しくも両方参加すると決意し、勝手に両方の企画にリンクする作品にしようと決めていました。

題材は誰にしようか迷いましたが、ゼノ様はBDでお祝いしたばかりだったし、ローガン様は来月BDだし、ランスロット様はまだお話を書ける程のネタが無い…ので、今回は謙信様にしました。

ご存知のとおり、謙信様は来年２月に本編配信が決定しており、現時点ではイベでの謙信様しか見ていないので、キャラ解釈に大いなる不安はありましたが(；・∀・) 無理矢理書き上げてしまいました(;^_^A

拙いお話ではありますが、お付き合い頂けたら嬉しいです(//∇//)





～・～・～・～・～・～・～

“聖夜に禁断の実を食せ”



もうすぐクリスマスの季節。当然、戦国時代にクリスマスなんて無いけれど、折角だから少しはクリスマスらしいことをしてみたいなぁ…と思ったり。



謙信様の恋人になってから数ヵ月が経ち、私が五百年後の未来からやって来たことも告白済みだ。意外にも謙信様は…私の言うことに黙って耳を傾け、何も言わずに信じてくれた。

それ以来、元々口数の多い方ではない謙信様だけれど、時々私に五百年後の暮らしについて尋ねるようになった。

「…ーお前がいた時代では、冬はどのように過ごしていたのだ」

越後という雪深い地を拠点としている謙信様にとって、冬は厄介なものらしく…眉間にシワを寄せながら、そう質問されたのだった。

「…えーっと…、私の住んでいた所は雪が積もる程降ることはめったに無くて…」

私は元の暮らしを思い出しながら、ゆっくり答えていく。

「あと…お正月の前に、西洋から入ってきた“クリスマス”という行事があって、大切な人と一緒に過ごすんですよ」

「……成程。お前のいた時代では、冬は面倒なもの…というだけではないらしいな」

謙信様が僅かに微笑んだのを見て、私も嬉しくなる。

「…あの…謙信様、今年の“クリスマス”を一緒に過ごして頂けないでしょうか？」

謙信様は僅かに目を見開いた後、溜め息をつくと…その手ですっと、私の腕を掴んだ。

「何を言っている」

「…え…？」

「…お前は…“くりすます”の前に、俺から離れて何処かへ行くつもりなのか」

「…いえ、そんな予定は…ありませんけど」

すると、謙信様は心なしか安心したように、そっと私の腕を離した―…。


＊・＊・＊


（クリスマスケーキ、作れないかな…？）

クリスマスを謙信様と一緒に過ごせるのが嬉しくて、内緒でクリスマスらしいものを用意しようと密かに目論んでいる。謙信様がそんなに甘いものが得意ではないことは知っていたけれど、甘さ控えめのものを作れないかと思案する。

…―遠い記憶を辿る。

確か…南蛮貿易によりポルトガルから日本にカステラがもたらされた…と教科書にはあった気がする。

（ってことは、カステラ生地ならこの時代でも作れそう）

信玄様の故郷である、甲斐の国の名物“ほうとう”を作るのに欠かせない小麦粉は容易く手に入りそうだし、卵は近所で鶏を飼っている家があるので、頼めば分けて貰えるだろう。

クリームを作るための生乳は、この時代ではかなり希少なもののようなので、それは諦めて豆乳で代用しようと考えた。


＊・＊・＊


いよいよクリスマス当日。

（出来た…！）

豆乳クリームを黒糖カステラ生地で包み、ロールケーキ状に仕上げた。ちょっとだけ不恰好だけど、ブッシュ・ド・ノエルに見えなくもない。ホントはフルーツやナッツで飾り付けたいけれど、それこそすぐには手に入らないので諦めた。

（謙信様…早く帰って来ないかな…）

稽古と称して出掛けていった謙信様の帰りを待つ間、和紙を折り紙代わりにしてくす玉をいくつか仕上げ、城の入口近くにある松の木に飾り付けた。

（モミの木はないけど、これはこれで味があるかも…）

私が一人笑みを溢した所に…丁度、謙信様が帰ってきた。

「…このように寒い処で何をしている」

「あ…謙信様！おかえりなさい」


＊・＊・＊


暖まるために火鉢を用意して、謙信様に座って貰うと、私は先程作ったケーキを運んで来た。

「謙信様、これは“ブッシュ・ド・ノエル”というクリスマス用のケーキを模したものなんですよ」

「…仏師…契機…？…五百年後の言葉は分からん」

「意味は“クリスマスの薪”なので、そんなに難しくはないんですけどね」

「確かに、薪には見えなくもないな」

「本当は苺とかの果実で綺麗に飾りつけられたら良かったんですけど…」

「“いちご”とはどのようなものだ…？」

（あ、そっか。この時代には苺は無いんだ…）

「えっと…これくらいの大きさで…」

私は親指と人差し指で円を作って見せる。

「赤くてツヤツヤしてて、甘酸っぱくて美味しい果物なんです」

「……少し待っていろ」

謙信様は立ち上がると、そそくさと部屋を出て行った。

…数分後、戻ってきた謙信様の手には壺がある。壺の蓋を開けて、謙信様がおもむろにつまみ出したのは―…梅干だった。

「これなら大きさも色も、丁度良いだろう」

そう言って、謙信様はケーキの上に梅干を乗せようとする。











「ちょっ…、謙信様！ケーキに梅干を乗せるのは禁止です」

「……何故だ」

“解せない”といった表情で、僅かに眉を寄せる謙信様と、無言のまましばし見つめ合う。

「…えっと…クリームと梅干は合わないかと…」

しどろもどろに答えると、謙信様は手にした梅干でクリームを掬い、そのまま口に入れた。

（…っ、食べちゃった！）

「……やはり梅干は旨い」

「え、それって…梅干の味がクリームを凌駕してるだけじゃ…」

反論する私をよそに、謙信様はまたひとつ梅干をつまみ上げると、再びクリームを掬って今度は私の口元に差し出した。

（食べろって…ことだよね…）

“梅干のクリーム乗せ”という未知の食べ物を食する緊張感も然ることながら…それ以上に…謙信様の手からそれを食べると思うと、つい意識し過ぎてしまう。

くい…と更に前に差し出された赤い実が唇に触れ、私は思わず口を開いた。

クリームの仄かな甘味の後にくる梅干の酸味。…絶対あり得ない、という予想を裏切って、それほどの不協和音は奏でていなかった。

「どうだ…旨いだろう」

そう言うと謙信様は、微かに笑みを浮かべながら…私に顔を寄せてくる。そうして、謙信様の唇が…私の唇に触れた。

謙信様の舌が、私の唇をクリームを拭うかのようになぞり…口角をくすぐる。

「…っ…ん…」

つい…声が漏れたのが恥ずかしくて、咄嗟に謙信様の胸を押し、くるりと背を向けてしまった。

（…っ、どうしよ…謙信様、変に思ったかな…）

頭の隅でそう考えるや否や、背後から伸びてきた手に腕を捕らえられる。

「…っ…待て」

「……っ」

「…行くな」

（……え…？）

謙信様の絞り出すような声を聴いて、私はゆっくりと振り返る。険しい表情の謙信様は、私の腕を掴む手に一層に力を込め、ぐっと引き寄せた。

「何処にも行くな」

「……っ」

「“くりすます”であろうとなかろうと…お前は―…ずっと俺の側にいろ」

射るような謙信様の眼差しに、身も、心も…絡め捕られる。

「…何処にも行きません」

私は謙信様の背に腕を回して、キュッと抱き締めた。

「これからもずっと…謙信様のお側に置いてください…」

私がそう告げると、再びゆっくりと…謙信様の唇が重なる。


聖なる夜に、私達は静かに契りを交わした―…



了


～・～・～・～・～・～・～





読んでくださったお姫様、ありがとうございました_(._.)_



そもそも戦国とクリスマスって融合させようとすると、現パロか戦国時代に持ち込むか、ほぼ２択になってしまうのですが、私は戦国時代で書く気でした。

実は先に描き上がったのは絵の方でして。謙信様と言えば梅干…！というのが思い浮かんで、あんな話になりました。

やっぱり未配信キャラを書くのは、いくら推しといえども難しかったです(;＞_＜;)



いやはや…それにしてもTwitterは、絵もお話もホントに上手い方が多くて(///ω///)
正直…私などみそっかす気分になりますがorz、非常に勉強にはなります(//∇//)



また近々、通常記事を書きたいと思います(*^^*)

最後までお付き合いくださったお姫様、ありがとうございました(*≧∀≦*)

いやはや、通常記事の更新が遅過ぎて、取り残され感満載ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです(;^_^A



●王宮 レイヴィス本編 配信されました！



大分日が経ってしまいましたが、去る12月20日に王宮の新キャラ、レイヴィス本編が配信されました(*^▽^*)

お祝いがてら？の割にテーマカラーが黒なので暗いですが、レイヴィスさん初描きしてみました(;^_^A



さて、レイヴィスは、ロベールさん外伝で初めて登場しましたが、悪人ではないにせよ曲者である感じはしていました。

本人√読んでみると、口調はちょっとアランぽいかも。

個人的には結構好きでした！何処が…というと仕事熱心なとこです(笑) クールなキャラだけど内心は熱いみたいな。仕事出来る人が好きだし、顔も好み♡なので、かなり私的王宮ランキング上位に食い込んできました(*≧∀≦*)

あと、普段はAmebaでプレイしているので音声無しだけど、攻略のため久々にサブアカ開いて、声聴きました。レイヴィスの声は、イケレボの再推しであるランスロット様と同じ声の方（岡本信彦さん）で、好みの声なので嬉しい(//∇//)♡


攻略メモ、Honey√終えましたので、よろしければ、どぞ(*^^*)
 ↓
コチラ☆






●夜曲ストーリーアプリ配信開始！

レイヴィス配信日と同日に、夜曲ストーリーアプリことイケメンシリーズ恋愛ゲームライブラリーが解禁されました！

初期配信は、この５人！












エリオット読み始めました！

選択肢が無いのでスイスイ読める…はずなのですが、色々時間を取られ、まだ序盤しか読めてなくて…(;＞_＜;) 正月休み中に読みたいです！


そして…



ローガン様本編を全力待機(*≧∀≦*)
既に読みまくっているけど、それでもいつでも好きな場面を読めるのが嬉しくて(  ；∀；)


ローガン様といえば…Twitterの方でBirthdayのカウントダウン企画に参加させて頂くことになりました(///ω///)♪
企画に参加されてる方々が有名な夜曲レディばかりなので、恐縮…ですが頑張りたいです(;^_^A






●ついに…スタマイに手を出しちまった(；・∀・)


マトリは先に読み始めて、面白いとは思っていたんです。マトリ好きな方は大体スタマイもやってらっしゃる方が多くて。ですが、パズルゲームで少しずつお話読めるって…どんだけ時間かかるんじゃ！？

…と、生活を守るために避けていたのですが、思わぬ所で呼び水が。


それは、



yahooゲームで出た、ミニパズルゲーム！









これは、一番下の段の一つを選んで消し、落下で２つくっつけて連鎖を狙うパズルゲームです。

これやって思い出した…。


そういえば、私、パズルゲーム超好きだった(//∇//)


思えば、小学校高学年でゲームボーイをGETし、Dr.MARIOにハマって20面クリアしたし、その後プレステでぷよぷよにもハマってやってたよ！

でも、王宮のパズルゲームはちょっと単純すぎてもの足りず…。

パズルゲームもっとやりたい
↓
そういえば！
↓
スタマイはパズルゲームだったハズ(・∀・)


という思考でパズルゲームやりたさに始めてしまったという(；・∀・)




最初は貰えるストーリーも後回しでパズルやりまくってましたが、立ち止まってストーリーに目を向けたら、やっぱり面白くて…！

マトリ読んでハマった峻さん（本性の方ww）♡




そして、スタマイオリジナルキャラ、一匹狼な警察官の荒木田さん♡



今のところ、この二人がめっちゃ好きです(//∇//)


パズルは違うルールが何種類もあったりするので、時には難しいけど飽きずに楽しめます(*≧∀≦*)


カードにはそこまで興味が無いので…こちらは無課金貫きます！






●戦国イベ “恋のシェア城 りた～んず”

今年も元旦から、イベ始まります！







謙信様～(*≧∀≦*)♡♡♡
正月早々嬉し過ぎる！！


しかも…


謙信様の嫉妬と執着って…めっちゃ好きなシチュの予感(///∇///)♡









ごめんなさい、今は謙信様しか目に入らない(///ω///)



ところが、悩みがひとつ…。


元旦は義母と義妹と共に伊豆方面の温泉に行くことになっているのです！現地集合とはいえ初日にプレイする時間があるかどうか…(;＞_＜;)

ああ…数値上げだけでも出来ますように！






●今年もお世話になりました

さて最後に、今年もお付き合いくださり、本当にありがとうございました(*^^*)

最近は、イケシリブロガーさん達もTwitterに流れたり、またマトリをはじめとする他のタイトルに流れたり…と、寂しくもあるのですが、自分も最近その傾向が正直ありました。

しかし、このブログは元々攻略メモから始まってますし、攻略メモきっかけで通常記事を見てくださる読者さんもいらっしゃったりと、大変ありがたく思っていることに変わりありません。やはり、ホームはこのブログそしてイケシリだと思います(*^^*)

来年も流動的にはなるかと思いますが、ゆるりとお付き合い頂けたら幸いです。

また、最近TwitterのX'mas企画に参加していたり、スタマイに手を出したりしていたせいで、ブロ友さんの記事を拝見できておらず申し訳ありません(;＞_＜;) 近々伺いたいので、見捨てずお付き合いください…。・゜゜(ノД`)


という訳で、改めまして、今年も本当にありがとうございました。皆さま、良い年をお迎えくださいね(*^ー^)ノ♪

●夜曲 ローガン様 お誕生日おめでとうございます(*^ー^)ノ♪



ローガン様、お誕生日おめでとうございます(*≧∀≦*)

今年もお祝いできて幸せです！！



あとがきに色々書きますが、今回は先にSSから。何故こんなお話になったのかは、後程説明申し上げます(;^_^A




～・～・～・～・～・～・～
“君の頬の温もり”



「…遅いな」

ローガンは手元の時計に視線を落とした。今日はローガンの誕生日。ブラッドレイ家のダンスホールにて、バースデーを祝うパーティーが開催されているが、アンナを招待した19時を既に10分以上回っていた。普段は時間に正確な彼女だけに、落ち着かない気分でホールを見渡す。


…ふと、既視感に襲われる。


パーティーの喧噪の中、まだアンナに出逢う以前のことを思い出した―…。


煌びやかなホールに持て余す程多量の料理、愛想笑いを浮かべ、揉み手をしながら近づいてくる低能な輩達、そして―…むせ返るような香水の匂いと濃い化粧で纏わりついてくる女達、幼い頃から…繰り返し見てきた光景だ。

だからといってどうこうしよう…という気もなく、“飽きた”という所感さえ、自分にとっては無意味なものだと思っていた。

ブラッドレイ家の当主として、傘下の貴族を纏め上げ、更なる繁栄へと導く…そのために必要であるならば、たとえつまらない舞踏会でもパーティーでも、いくらでも開いてやる―…その考え方については、昔も今も変わらず迷いは無い。

しかし…アンナに出逢ってからは、状況が根本から覆った。見飽きて、セピア色に褪せていた退屈な世界が、まるで息を吹き返すように…煌々と色づき始めた。そこに彼女がいるだけで、どんなに些末で平凡なことであっても特別なことに思える。


…そこまで思考が行き着いたところで、再度時計に目を遣った。アンナに逢いたい…その想いが強くなり、面影を求めて視線を彷徨わせると…執事が走り寄って来るのが見えた。

「…っ、ローガン様っ！アンナ様が…、往来で事故に…！」


＊・＊・＊


執事の話によると、ブラッドレイ家の屋敷に程近い往来で起きた馬車同士の衝突事故に、アンナが巻き込まれたという。

その報せを聞くと居ても立ってもいられなくなり、パーティーの主役にも関わらず、ユアンに仕切りを任せて屋敷を飛び出した。

（アンナ、君は…何度私を走らせるのだ）


かつても同じ思いを味わったことがある。

先程思い出していた時分…アンナに出逢う前は、怖いものなど何も無かった。努力して出来ないことなど無く、現に全てを意のままにしてきた。

…初めて、自分のものにならないだろうと思ったアンナさえ…想いを通わせることが出来た。それなのに…いや、だからこそ―…

（アンナ…君を失いたくない）


事故現場が見えて来た。

野次馬の人混みを掻き分けると、目を閉じたままストールでくるまれたアンナが横たわっていて、その横で壮年の紳士がアンナの腕を取っていた。近づいてくる影にに気付いて顔を上げたその紳士は、ローガンの顔を見て驚いた。

「…っ貴方は、ローガン＝ブラッドレイ様…？」

「…如何にもだが、貴兄は…」

「私は町医者です。偶然通り掛かり気になったので、怪我人がいないか診ていました。幸いにも重傷者はいないようです」

「そうか。それで…そこに横たわっている女の容態は…？」

ローガンは平静を装いつつ尋ねた。先程、医者はアンナの脈を取っていたように見えたからだ。

「…気を失ってはいますが、脈も呼吸も安定していて、外傷もないので、安静にしていればおそらく数時間で目を覚ますでしょう」

「…そうか。病院よりは私の屋敷の方が近い。彼女を屋敷に連れていく」

ローガンの申し出に男は目を瞬かせる。

「…このまま寒空の下にいるよりは、安静に出来る場所に移った方が良いとは思いますが…」

医者は少し躊躇いがちに続ける。

「…ローガン＝ブラッドレイ様にお願いしても良いのでしょうか…？」

「ああ。…彼女は、私の妻になる女だからな」


＊・＊・＊


ブラッドレイ家の屋敷の一室で、アンナは瞳を閉じたままベッドに横たわっている。

「…このまま、付き添いたいのだが」

「……安静が条件ですが、様子を見守るだけなら平気でしょう」

大事を取って屋敷まで付いて来た町医者が挨拶をして部屋を出て行くと、ローガンは深い溜息をひとつ吐き…組んだ手を自らの額に当てる。

「アンナ…」


アンナを手に入れた時、彼女に降りかかる全ての災厄は自分が凪ぎ払うと心に誓った。

彼女が襲われるようなことがあれば、自らサーベルを振るうことも厭わない。…しかし、今日のように自分の居ない所でアンナが危ない目に遭うこともあるのだ。そんな時は…大して信じてもいない神に、祈ることしかできないのだろうか―…。



相変わらず、アンナは微動だにしない。にわかに不安になり、今すぐにアンナに触れたいと願う。

アンナに手を伸ばし掛けて…医者に安静にと言われたことを思い出す。だが…どうしても、アンナの体温を直接感じなければ不安だった。

ローガンはグローブを外そうとしたが、気が急いてなかなか脱げない。少し苛立ちながら右手の中指部分を噛み…するりと手を抜いた。

アンナの頬に手を伸ばす。決して揺り動かしてはならない。そっと、まるで腫れ物を触るかのように…頬から顎にかけてなぞってみる。そこには、確かな温もりがあった。


「……ん…」


その時、アンナが僅かに身動ぎした。

「アンナ…？」

手を引いて呼び掛けたものの、その後暫くは沈黙が続き、動いたのは気のせいだったのかと思われた…その時―…。


「……ロー…ガン…さま…？」


アンナがゆっくりと目を開いた。

「…っ…アンナ」

ローガンは一瞬の逡巡の後、再びアンナの頬に触れた。

「…ローガン…さまの…手…」

アンナは、まだ少しぼんやりしながらも、ゆっくりと自分の手を差し出してきたので、ローガンはその手を取り両手で握りしめる。

「…やっぱり…少し…ひんやりとして…気持ちいいです」

アンナは、そう言いながらふわりと微笑む。

「……君は…どれだけ、私を待たせれば気が済むのだ」

「…え？…あ…すいませ……」


アンナが謝罪の言葉を言い終える前に、ローガンはそっと…触れるだけのキスで口を塞ぐ。

「……っ…」

「アンナ、君が…無事で良かった」

（君の笑顔が見たくて…焦がれていた）

「…ローガン様…。……あっ！」

アンナは何かを思い出したように、急に起き上がろうとしたので、ローガンはやんわりと肩をベッドに押し戻す。

「今日は安静にしていろ。…医者もそう言っていた」

「……ローガン様、お誕生日…おめでとうございます」

「君は、それを言うために起き上がろうとしたのか？」

「はい。だって…今日ローガン様にお逢いできたら、真っ先にお伝えしたかったんです…」

そう言うと、アンナは周囲を見渡し…ある一点で視線を留めた。時計の針は間もなく、日を跨ごうとしている。

「…っ…ローガン様、パーティーはどうされたんですか？」

「ああ…飽きたので中座した」

「……折角のバースデーパーティーだったのに、私のせいで…。ローガン様へのお誕生日プレゼントも、失くしてしまったみたいだし…」

アンナは泣きそうな小声で呟いた。

ローガンは整った眉を寄せ、両手でアンナの頬を包む。

「…君の用意してくれた贈り物は、後で遣いを出して探しに行かせよう。だが…」

ローガンはそのまま…アンナの額に、瞼に、こめかみに……頬に、そして…唇に、丁寧に口づけた。

触れ合っていた部分が離れ、温もりが遠ざかると、間近で見下ろしたアンナの瞳から涙が零れる。

「……何故、泣いている…？」

「…っ…ローガンさまが…優し過ぎるからです…」

アンナは涙を溢しながらも微笑んだ。その表情が、ローガンにはこの世の何よりも美しく見えた。

「私が優しいなどというのは…君の思い違いだ」

「そんなこと…ありません」

「…悲しまずとも…誕生日の贈り物なら、もう貰っている」

「……？」

「…私が一番欲していたものは、今正に私の手の中にあるからな」

「……！」

（君さえいれば…私は永遠に幸福だ）

「アンナ、この先もずっと…私から離れることは許さない」

「…っ…はい」

ローガンは、この世で一番大切な贈り物に、もう一度…口づけを落とした―…。




Fin


～・～・～・～・～・～・～



最後まで読んでくださったレディ、ありがとうございました。

お誕生日なのに、途中ちょっと切ないお話になっちゃいました。

というのも…




実は今年は、Twitterにてローガン様Birthdayのカウントダウン企画に参加させて頂きました！実力ないのに“好き”だけで速攻挙手してしまい、後々辺な汗かきましたが…(；・∀・)

一週間前からのCDで、テーマは“成長”でした。（タグは#ローガン誕生祭2017カウントダウン）

１日日 … 幼少期
２日目 … 思春期
３日目 … 青年期
４日目 … レディと会う前
５日目 … レディとの出会い
６日目 … 付き合って変化したローガン様
７日目 … 結婚、幸せな未来

でした。

あみだくじで担当分け。
私は…４日目の“レディと会う前”のローガン様の担当になりました。





用意したのが、こちらのモノローグ付の絵です。…地味…(；・∀・)


ローガン様は強靭な精神力をお持ちで、決して悲観的ではないけれど、きっとものすごく退屈で冷めていたんだろうな…と想像しました。

多くの令嬢に囲まれて、戯れに抱きつかれてキスされたとしても、気が乗らなければ、きっと無表情でルージュを拭うんだろうな…と(笑)


このモノローグとリンクしたSSを書きたくて、今回のようなお話になりました(;^_^A


でも、幸せなローガン様も描きたくて、レディに出会ってからのローガン様（冒頭）を仕上げてみました。






…なんということでしょう！
あんなに冷めきっていたローガン様は、レディに出逢ったことで、まるで生まれ変わったかのように、煌々と輝き始めたのです…！
（“大改心！？劇的ビフォーアフター”より）
レディ使用前と使用後のローガン様(笑)






…そんなネタ(笑)

同じ絵でも、少し表情を変えて塗りや背景を変えると、まるで違うものみたいになるのが面白かったです(*^▽^*)








●ストーリーアプリにて、ローガン様配信開始！








今は、ローガン様のストーリーだけ、セール価格です(*^▽^*)

勿論、彼目線と合わせて早速購入。これで何時なんどきもローガン様にお逢いできる(*≧∀≦*)♡








●イケシリ総選挙に夜曲も！




来月総選挙来るっぽいですが、なんと！夜曲も参加するようで(*≧∀≦*)

正直、総選挙はもうそんなにガッツリやる元気はない…けど、夜曲が今年もいてくれたことはすごく嬉しい！

本当はゼノ様も謙信様もランスロット様も応援したいけど…やっぱり今年も夜曲党で、ローガン様を応援しようと思います(///∇///)







●海辺のチャペルにて



久々に、ウエディングドレスに着替えました(///∇///)

ローガン様、永遠に愛しています♡♡♡

●イケシリ本編、続編 配信予定と攻略メモ


【イケレボ】シリウスさん 本編



待ってました～(*≧∀≦*)

シリウスさん、ランスロット様の次に気になってた方なので、楽しみです♡ ランスロット様本編やBDイベで、ランスロット様との関係性は既に明らかになっていますが、シリウスさん√ではどうなるのか…ドキドキ！

攻略メモは、勿論やりますよ！

読みかけ、ゆる更新のフェンリルは、申し訳ありませんが元々繋ぎの間のつもりだったので、一旦中断させて頂きます_(._.)_







【眠り姫】誠二くん 続編





こちらはまだ配信日未定のようですが、１月中とのことなので、きっともうすぐですね！

誠二くん、実は眠り姫では本命の一条先生の次に好きです♡ 続編楽しみ～(*≧∀≦*)






【新奥】永光さん 続編


こちらも、まだ配信日は未定ですね。

ところで私、大変なことに気づきました。
大奥クラスタさんに怒られても文句は言えない事実。


そういえば…



永光さん本編読んでない！！Σ（￣□￣;）




いやいや…これには明確な理由がありまして！

新奥の本編はvs形式なのですよ。永光さんのライバルは…私のイケシリ初恋の方、日向様なんです。。

病弱で、ピュアで、ちょっと天然なのに、武術の腕はめっぽう強い…そんな素敵過ぎる兄上を分岐で振ることが出来ない。・゜゜(ノД`) ２周目、３周目でもつい日向様選んじゃって、結果永光さん読んでなかった(;＞_＜;)


…という訳で、とりあえず、攻略やるために本編読もうかと思います。今から読めば間に合うし、今のイベも不参加予定だから問題無いけど、…毎日読めるか不安(；・∀・)

頑張りまーす(;^_^A






【戦国】謙信様 本編







２月に本編配信が決まっている謙信様。
日にちはまだ未定です。

２月は謙信様のために生きる！！と決めてますので、勿論、攻略メモやります(*≧∀≦*)

きっと途中切ないけど、楽しみ(//∇//)


来月は謙信様のお誕生日もあるので、Twitterの方でカウントダウン企画等に参加させて頂くことにしました。本命は緊張するけど、頑張りたいと思います(*^▽^*)





王宮＆100プリは新規配信無さそうだし、幕末も無い…かな？

攻略メモに関しては、そんな感じです(*^^*)








●眠り姫 薫さん はぴば♪





今日は、薫さんのお誕生日です。
おめでとうございます(*^▽^*)

ローガン様BDで燃え尽きて灰化しているため、何にもお祝いできなかったですが、眠り姫最初のお相手、かつ恭史郎さんに出会わせてくれたキューピッドとして、薫さんのことは大事に思ってます。ちょうど、本編も薫さん読み返してます♪

薫さん、素敵なBirthdayを(*^ー^)ノ♪









●スタマイ お正月イベ

















昨日で終わったスタマイのお正月イベ。私はクリスマスイベは途中参加だったので、50、100ドロップは目指しませんでした。だから、いわゆるフルコン的なのを狙うのは、今回が初めてで。


今回は私の一押しのこの二人、荒木田蒼生さんと今大路峻さんのカードが掛かっていたので、頑張らない訳にはいかず…(笑)



一見人当たりいいけど、本性別人な腹黒王子、峻さん（右）と、強面で恐れられてて一匹狼的なのに実は然り気無い優しさを持つ蒼生さん（左）の対決(笑)

100ドロップで蒼生さんのカード、90000ポチ袋で峻さんのカードでした！






峻さんのカードはポチ袋数で２枚GET。


荒木田さんのはまだ届いてないけど、楽しみ～(*^▽^*) おうちだとダサいオジさん眼鏡してるっていう残念感も愛おしい(//∇//)




ドロップ対象だったカナメくんのカードは、リーダーにするとボーナス増えるのでありがたい(*≧∀≦*)




あとは、ちょこちょこ貯めたクリスタルで、数回ガチャやりました。

戦利品↓



お正月のカードは、朝霧さんだけ…かな？
確率UPの日に出ました。









後はこの３枚。

スタマイはまだ無課金でやってるので、ありがたや(*^^*)


パズルゲーム、ホントに好き！早くまたやりたい(*≧∀≦*)









さてさて、何故こんな時間に更新しているかというと…小一長女がインフルエンザA型に罹かり、休んでいるからです(;＞_＜;)

とはいえ、連日休む訳にはいかず、午後からは出社しますが…。

皆さんもくれぐれもお大事に！

第1話
今はそれどころじゃ……
なんでそんな質問を？  →愛され：４／愛する：４
続き、なんだっけ……


第2話
なんだか意外  →愛され：４／愛する：４
まさか
見た目は強面なのに……

●王宮 アラン＆レオ はぴば(*^ー^)ノ♪








遅くなりましたが、アラン、レオ、お誕生日おめでとうございます(*^▽^*)

うーん、４回目のお誕生日だけど、私がお祝いするのは３回目。感慨深いです(*^^*)


時々書いているけれど、元は一瞬レオプリで、生まれて初めて書いた拙いSSもレオの話だったので、懐かしく思います。

アランは…ぶっちゃけてしまうと、最初はあまり興味が無かったのだけど（ゴメンナサイ）、お友達のアラプリさま方の日々のプレゼン（？）により、今はレオを追い越す勢いです(笑)

と言いつつ、結局はシュタインズ箱推しのゼノプリなのですが(;^_^A



今回は、先週の夜曲ローガン様BDでの燃え尽きと子どもの体調不良等あり、お祝い絵は書けませんでした。代わりに…と言いますか、去年のBDで構想していたのに書けなかったお話を仕上げました。

というのも、元々は2015年秋に王宮本にゲストとして寄稿させて頂いたシュタインズの話がありまして、本当は入れたかったけど、字数の関係でバッサリ切った双子の話部分をスピンオフしたものになります。

もしこいけ真矢ちゃんのその本をお持ちの方は、導入部分だけ被っていますが、敢えての所業ですので、ご了承ください_(._.)_




～・～・～・～・～・～・～・～
“ウィスタリアの感謝祭  ～アラン＆レオ編～”




“感謝祭”…ですか…？」

ジルが呼んでいると聞いて訪れた執務室で、私は聞き慣れない単語に思わず聞き返した。

「城下ではもしかすると“収穫祭”と呼ぶことが多いのかもしれませんが、城内では農作物の収穫以外にも、もっと広い範囲で国民全体でお祝いが出来るよう、“感謝祭”と呼ぶことにしているのです」

「…確かに“収穫祭”なら知っています。城下でも毎年祝っていましたから」

「そうですか、それなら話が早い。プリンセスにも是非ご協力頂きますよ」

ジルはそう言いながら微笑んだ。



「…感謝祭かぁ」

執務室を出て一人になった廊下で思わず呟くと、ちょうどそこにレオが通り掛かった。

「感謝祭？ああ、シャウラちゃんも聞いたんだ？今年は“家族”がテーマだから、家族でチームを作って参加する催し物や、家族毎に作った絵やオブジェの展示会とか、そういう企画がいくつか上がってるよ」

「楽しそうだね！」

私が微笑むと、レオは少し眉尻を下げて苦笑する。

「実は…俺も出るかもしれないんだよね」

「え…？それって…」

「…おい、俺はそんな話聞いてねーけど」

後ろから声がして振り返ると、そこには仏頂面のアランが立っていた。

「まさか、家族枠でお前とパートナーとか言うんじゃないだろうな？」

「正解♪」

レオがおどけた様子で言うと、アランは苦々しそうに言った。

「悪いけど、お前と血縁アピールとかするの、真っ平ごめんだから」

「そうは言ってもさ、兄弟で城に仕えてるの俺達だけなんだよね。だから、見本兼盛り上げ役で必要かもしれないんだよ」

「……」

アランはレオの言葉には無言で、私に“午後のレッスンは乗馬だから”とだけ告げて去って行った。

「あーあ、怒らせちゃったかな…」

レオは苦笑しながらも、そんなに悪びれた様子もなく呟いた。



＊・＊・＊



それから数週間は、公務の合間に感謝祭の準備を進める、忙しい毎日が続いた。

家族での参加を募る様々な催物の他に、王宮から国民の方々への感謝として、感謝祭期間のうち一日だけは庭を開放し、訪れた人々に軽食を振る舞うことになった。

そういったこともあり、王宮官僚であるレオは各イベントの段取りに追われ、騎士団長のアランも感謝祭期間中の警備に気を揉むことになったようだ。

私はというと、開会宣言や各イベント会場の視察で、当日は忙しくなりそうだった。




座学の時間、私はテストの採点をするレオの横顔を見ていた。気になることがあるけれど、…訊くかどうか迷っている。

「…アイラちゃん、どうかした？」

「…っ…え？」

急に心を見透かされたように話し掛けられて、ドキッとしてしまう。

「だって穴が開くほど俺のこと見てるからさ。あ…もしかして、俺のこと好きになっちゃった？」

「っ…あの…」

「冗談。…でもアイラちゃん、顔真っ赤だよ？」

「もう、レオったら」

レオらしい、いつもの冗談なのに、結局毎度ドギマギさせられてしまう。

「…そうじゃなくて、感謝祭のことなんだけど…」

「うん…？感謝祭がどうかした？」

「前に…アランに声掛けて断られちゃったイベントのこと…大丈夫なのかなぁと思って…」

「…ああ、あれね。うん、あのイベント自体は採用になったんだけど、俺もアランもそれぞれ忙しくなりそうだから、参加しろって言われなくなったよ」

「そっか。…ちょっと気になってたんだけど…良かったね」

私が微笑み掛けると、レオも目を細めながら頷いた。



＊・＊・＊



いよいよ感謝祭期間が訪れ、王宮の庭開放の日―…。

私は広場で開会宣言をした後、各イベント会場を回り、時々一緒に参加したりしてイベントを盛り上げる役割をしていた。昼過ぎにひと段落したので、宮庭開放の状況を確認するために城に戻ることにした。


門の付近で城から出て来る人々とすれ違い様に、会話が漏れ聞こえてくる。

「もう終わりなんて、残念だったな」

「午前中に来れば良かったわね」

「美味しいって聞いたから、楽しみにしてたのに…」

（え…？もしかして…）

イヤな予感がして、私は庭に向かって走りだす。

広場には、人々の合間で深々と頭を下げているレオの姿があった。

「…っ、レオ！」

「…アイラちゃん」

「もしかして、もう軽食の配布終わっちゃったの？」

「うん…そうなんだ」

「材料が足りなくなっちゃったの？」

「いや、材料はまだ沢山あるんだけど、メインのシェフが倒れちゃってさ…。来客者数に追い付かなくて、一旦締めることにしたんだ」

「え…！？」

（そんな…折角レオとか、他のみんなも頑張って準備してたのに…）

「レオ…っ、私、料理手伝えそうな人探してくる！」

「えっ…アイラちゃん！？」

レオの声が背後で聴こえた時にはもう、私は走り出していた。私の頭の中には、ある一人の顔しかなかった―…。


＊・＊・＊


「アラン…っ！」

「…っ、おま…プリンセスが息切らして走ってんじゃねーよ」

「だって…って、そんなことより、アランの手を借りたいんだけど……警備に穴開けられないよね」

「……もしかして、庭開放の方で何かあったのか？」

「実は…シェフが倒れちゃって、軽食の供給が追い付かなくなったの。一旦締めたみたいだけど…折角来場してくれた方々は残念そうで…」

「…アイツは、何してるわけ？」

（アイツって…）

「レオは…丁寧に何度も来てくれた人達に頭下げてたよ…」

「……アイラ、ちょっと待ってろ」

「…え？」

アランは、同じ持ち場の三人の部下うち、一人に伝令をさせ、二人には持ち場を離れる旨を素早く伝えた。

「行くぞ」

「う、うん…！」

一緒に走りながら、アランの横顔をチラリと見る。

「…何？なんか言いたそうだけど？」

「…っ…」

こちらを見ていないはずなのに、スバリと言い当てられてしまった。

（…レオといい、アランといい…見抜かれてばっかりだな私）

内心で苦笑しながら、アランに答える。

「…どうして助けてくれる気になったの？」

「……宮庭開放発案したの、アイツなんだ」

「えっ、そうだったの？」

「…ムカつくから…ひと言云わなきゃ気がすまねえ…」

「…！？」

（え…そんな物騒な理由…？）

「あとは…お前が汗だくで走って来たから」

「…っ…」

（…やっぱり、アランには敵わないな…）

その後は少し気恥ずかしくて、アランの顔を見ることが出来なかった―…。



＊・＊・＊



開放している庭に辿り着いた。

「レオ、状況を話せ」

アランがレオに詰め寄る。

「…っ、アラン！？」

レオはアランの登場に驚いて、アランの顔と私の顔を交互に見る。

「…軽食提供は一旦クローズしたけど、メインシェフが回復しなくて…再び開始するのも時間が掛かりそうだよ」

「…なんで俺に言わないんだよ」

「…え…？」

「困った時でも一人で解決しようとする…お前のそういう所がムカつくんだよ」

「…ちょっと、アラン！」

私が口を挟もうとすると、レオに片手で制された。

「…アランも自分の仕事があるだろうから、正直巻き込みたくなかった。…でも、今回は手を貸してくれる…？」

「ああ」

その時、先程アランが伝令させた騎士が数名を伴って現れた。

「アラン団長、野営の炊き出し用の大鍋、持ってきました！」

「サンキュー」

アランと部下達は手際よく炊き出しの準備をする。

「メニュー変更だ。厨房で作ったものを運んで来るとなると、待ち時間の間が持たない。ここで作るところも見せながらスープを振る舞うことにする」

「分かった…！じゃあ材料を運び出すね！」


アランと騎士の方々はナイフで手際よく野菜を切り、炒め、煮込んであっという間にミネストローネを完成させた。

予定よりも随分早く再開させることができ、庭を訪れた人々も宮廷官僚達も、騎士団のみんなも…皆いい笑顔だ。


「良かったね」

「うん」「ああ」

レオとアランの間に挟まれて皆の様子を見ていた私が呟くと、二人も同時に頷いた。

私は少し悪戯っぽく二人の顔を交互に見て問いかける。

「…どう、家族の絆、深まった？」

「うん」「それはない」

「え？アラン、深まったでしょ？」

「いや、あり得ねーだろ」

そんな二人の言い合いすら微笑ましくて…私はウィスタリアの感謝祭に心から感謝したのだった―…。




Fin


～・～・～・～・～・～・～・～





お粗末様でした(;^_^A

一応、王宮設定を想定して書いたのですが、双子の関係性はやや100プリに寄ってるかもしれません。

個人的には、普段どうであれ、兄弟には本当は仲良くして欲しい…という願望があり、それが出てしまったと思うので、好みに合わない方もいらっしゃったら、すいません(；・∀・)


何はともあれ、年に一度くらいは仲良くしてね(笑)

アラン、レオ、素敵なBirthdayを(*^ー^)ノ♪











●イケミュ、見に行って来ました！

1月15日、公演２日目、13時の回のゼノ様√を見に行きました！

本当は行ってすぐに感想を書きたかったのですが、ローガン様BDあったのと、私の拙い感想で先入観を持たれてしまうのも申し訳なく思い、自重してしまいました。



自分自身も先入観を持ちたくなくて、情報を仕入れずに行こうと思ったのですが、それでも少し初日にあったらしい音声トラブルの件など目にしてしまい、期待と不安半分ずつで会場に向かいました。


来場の缶バッチはレオ、トレーディング缶バッチは２個とも俳優さんのレオ、レオ尽くし(;^_^A ペンダントはユーリだったのですが、その場でゼノ様のと交換してくださる方がいて、ありがたくゼノ様を手に入れました(*≧∀≦*)
（出先で書いてるため写真なく…すいません）

パンフレットはとりあえず買わずに、イリアス様書き下ろしのクリアホルダをGET(//∇//)


いよいよ開演。

オープニングはいきなり歌で、その時点でミュージカルだと思い出した(;^_^A  直前まで劇のイメージになってました(笑)

曲はどれも良かったです。

そして俳優さん方も、プリンセスも、イメージから外れてると思う方はいなかった。

アランは、姿も声もアランらしくて全く違和感なく、めっちゃ素敵(//∇//)

レオは、写真でもイメージ近いなと思ってたけど、腕捲くりしたシャツから覗く腕と手が、めっちゃレオだった(*≧∀≦*) ダンスもキレキレで、私多分レオを見ていた時間が一番長かったかも(///ω///)♪

ジルは、髪の毛の色が薄めの紫だったのが少し…？でしたが、立ち振舞いから迸る色気があり、流石だな～と思いました。

ルイは、声は正直アプリの声優さんより好みでした！初期の塩対応ぶりも良かったと思います。あえて言うなら…ちょっと猫背気味だったのが少し気になりました。ルイには卑屈ではなく毅然としていて欲しいので。でも、私はほぼイメージ通りでした。

ゼノ様は、本当に難しい役どころだとおもうのですが、歩き方やマントの翻し方で、威厳が滲み出ていました。ゼノ様は他のメンバーよりも実在の人間感が更に薄いと思うのですが、役作り頑張ってくださったんだと分かりました。低音の声で、歌もお上手だった(*^▽^*)

ユーリは、本当にユーリで(*≧∀≦*) ノリノリな感じはアイドル執事なユーリっぽくて、ゼノ様の登場シーンでは特に深々とお辞儀をしていたり、劇中では出て来ない二人の絆も表してくれているみたいで、本当に嬉かった(//∇//) あと、ゼノ様√では戦闘的な立ち回りシーンもあり、お茶汲みより武術が得意なユーリも見られて感激でした！



お話は、３√分岐制だったので、時間的にどうやっても無理があるとは思うのですが、頑張って名シーンは入れてくれたんだな～と思いました。

ここでもゼノ様はきっと損で(笑) 無口かつ得体の知れない敵国の王だけに、分岐前に甘いシーンはほぼ無しなんですよ。アランはいい感じだったし、ルイも転ぶきっかけの片鱗は見えていたのに、ゼノ様は皆無(;^_^A

それでも本編より少し活動的なゼノ様も見れて、良かったです(//∇//)

アラン√も見たかったな～と思いました！もしDVD出たら、オフ会で鑑賞会とかしたい(笑)



アフターは、アランとルイでしたが役者さんが素の状態で、口説き文句を言うというものでした。アランの方はオフィスシチュで笑える系、ルイの方は王宮プリちゃんの幼馴染設定で、俺にしとけよ的な言葉にきゅんとしました♡


終演後、後扉出た所で、ユーリとゼノ様が待っていてくださって、ユーリとハイタッチ、ゼノ様と握手出来たのですが、もう間近で目を合わせられず…完全に挙動不審(;^_^A




その後は、ゼノプリさんとイケミュ、イケシリ、スタマイについて語り倒し、楽しい１日でした(*^▽^*)










ここまでお読みくださったお姫様、もしいらっしゃいましたら、ありがとうございます(*^▽^*)

リアルの方がバタバタで、先週は長女がインフルにかかり、今週から登校！と思ったら、年中の長男が昨日から水疱瘡発症…呪いか…(;＞_＜;)

仕事もいい加減休めないので、湘南方面の義実家にて今週は長男を預かってもらうことに。午後から小旅行のうえ、今帰りです。




帰宅前にモスに立ち寄り、せめてものイチゴ豆乳ケーキ(笑)



双子BDの皆さんの記事、これから巡らせて頂きますね～。

第１話
前半
どういうこと？
いつからそこに？
こんな素敵なドレスを  →スイート：５／ラブリー：５

後半【1/27  情報提供により追記】
その夢も叶うよ  →スイート：５／ラブリー：３
お母さんも喜ぶよ  →スイート：５／ラブリー：５
優しいね


第２話
前半
どうにか連絡が取れれば  →スイート：５／ラブリー：５
それでも心配
万が一のことがあったら

※セレブリティミッション
必要セレブ度2500以上でクリア

後半
その方が安心する  →スイート：５／ラブリー：５
驚いたよ
よっぽど大変だったんだね

※ハピネス度30以上でメール


第３話
前半
ドキドキした  →スイート：５／ラブリー：５
ずるいよ
慌てたよ

※セレブリティミッション
プレミア  300コイン
ノーマル  100コインor3500リッチ

後半
自分の身は自分で守る
そうかもしれない  →スイート：５／ラブリー：５
そんなことないよ


第４話
前半
誠二くんを信じてる
落ち着いたら話し合おう
今はプロジェクトに集中して  →スイート：５／ラブリー：３

※セレブリティミッション
必要セレブ度7000以上でクリア

後半
逃げよう  →スイート：５／ラブリー：５
物取りかな…？
どうしよう

※ハピネス度65以上でメール


第５話
前半
気を付けて
頑張って  →スイート：５／ラブリー：５
危ないよ

※セレブリティミッション
プレミア  400コイン
ノーマル  150コインor5000リッチ





















･+*＊♡Special Thanks♡＊*+･

コメントにて貴重な攻略情報を寄せてくださった心優しいお姫様に、心より感謝申し上げます(//∇//)♡
ありがとうございます(*^▽^*)




ぽぽりん様

●戦国 謙信様配信日決定(*≧∀≦*)



なんと！とうとう謙信様本編の配信日が決定しました～！！



このCNPと入れ違いだろうとは思っていましたが、案の定でした(*≧∀≦*)

Twitterの方で、配信日である８日当日にTLを謙信様で埋めつくそう！というTLジャック企画に参加します。素敵絵師様も多数参加のようですので、アカウントある方はご覧になってみてくださいね♪

タグは#の後に

謙信本編配信おめでとうありがとう

で検索してみてくださいね♪


そして、最近他イケのでよく見かける戦国のバナー広告…



これ…多分謙信様本編のスチルだと思うんだけど、謙信様がカッコ良すぎて(///ω///)♡♡ これ見掛ける度に動悸がすごいわ♪(/ω＼*)


勿論！攻略メモやります(*≧∀≦*)
スタートダッシュも頑張る(*^ー^)ノ♪



戦国といえば…1月31日は家康のお誕生日でした。



描き下ろせなかったので、過去絵コラージュで…(；・∀・) ごめんね、家康。。。

それなのに、Twitterでは多分過去最高数のいいねを頂けて、戦国＆家康人気のスゴさが窺えました(*^▽^*) ありがとうございます(///ω///)♪



家康イベ開始前のアバターは、こんな感じ♡



♡型の壁紙可愛い(*≧∀≦*)
謙信様メイン＋光秀さんのお部屋です(//∇//) 隠してる他の方々…ごめんなさい( ￣▽￣)










●夜曲イベ 、2月3日！明日から(*≧∀≦*)














限定復活イベですが、本当に嬉しい(*≧∀≦*) 旦那様になったローガン様が見られるなんて、幸せ過ぎる(///ω///)♡

今回全員の√ではなく、アレク、リュカ、ノエル、ローガン様√のみっぽいのが、他のレディには残念だと思いますが、両ENDクリアで他の方々のお話は貰えるから良かった(*^▽^*) このサービス精神が夜曲らしいなって思います(*^^*)





こんな風に結婚式を迎えたであろう二人…♡





数年後もレディのことが大好きなローガン様は、レディからのキスを所望したりするのかな(///ω///)♡
BD絵にセリフつけて遊んでみた(;^_^A


楽しみです(*≧∀≦*)









●イケレボ バレンタインイベ♡







本編既配信の５人全員登場のイベです(*≧∀≦*)

私はランスロット様に真っ先に飛び込んでメロメロにされた後、本編２周目攻略中のシリウスさんとレイのプレミア√を終え、今はヨナの分岐後です(*^^*)





ランスロット様、天然要素もあるのに、Ｓっ気もあるし…ホントにめっちゃ好み(//∇//)♡






シリウスさんは、やっぱりカッコいい(//∇//) 裏表の無いクロード…って感じがして、好きです(*^▽^*)







レイは本編未攻略だけど、カッコいいのにちょっと可愛い所もあって好きだな(*^^*)






ヨナは安定の可愛さ(*≧∀≦*)
ヨナはBDシナリオが可愛すぎて萌えたけど、今回のも結構好きだな(*^▽^*)



フェンリルは本編途中まで読んで面白かったので、楽しみです(*^ー^)ノ♪


アバターも可愛いので、早期目指して頑張ろう(*^▽^*)







まだまだ描きたいこと沢山あるのですが、今日のところはこの辺で☆